【大学入試情報】大学入学共通テストとは?  /富士見市鶴瀬塾

・国公立大で必須、私立大の大学で利用可能
・2027年は1月16日(土)・17日(日)に実施予定
・思考力が問われるが情報処理力も求められる
・英語はリーディング/リスニングの配点に注意

〇共通テストとは?

大学入学共通テスト(以下「共通テスト」)は、高校での学習到達度をみる学力試験で、難問は少ない。

試験日程も含め、詳細をまとめた「受験案内」(出願書類)は、例年9月上旬から配布される。

その内容を熟読し、また変更の発表などにも注意して間違いのないように出願しよう。

共通テストの受験後は問題冊子を持ち帰り、公表された正解をもとに自己採点を行う。

自己採点集計を行っている予備校等に提出すれば志望校への合格可能性判定等のデータが出るので、

それを参考にして国公立大2次・個別試験の出願先を決定するという流れとなる。

〇思考力が重視される

共通テストでは、国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語の全6教科・30科目の試験が設定されている。

すべてマークシート方式で解答を行うのが特徴だ。

各教科・科目において「思考力」が重視されている。

入試問題を実際に見てみると、多くの科目において、解答にあたり「人物同士の会話」「メールのやりとり」「学術的資料」などの情報量が多い素材を読み込むものが出題されている。

限られた時間の中で解答にたどり着くためにも、長い文章を読んで必要な情報を素早くまとめる訓練を日頃からしておこう。

思考力が重視されていても、ゆっくり取り組む時間はないのが実情だ。

共通テストの出題内容の詳細については、月刊『蛍雪時代』4月号(発売中)などで特集しているので、ぜひ参考にしてほしい。

〇英語リーディング・リスニングの配点比率

英語では、発音、アクセント、語句整序などの単独問題はない。

英語の音声や語彙、表現、文法、言語の働きといった知識を実際のコミュニケーションにおいて目的や場面、

状況などに応じて適切に活用できるかを「読む(リーディング)」「聞く(リスニング)」で評価する傾向が強い。

リーディング(R)とリスニング(L)の配点は100点:100点で、リーディングと同等にリスニングが重視されている。

ただし、R:Lの配点比率を実際にどう設定するかは各大学の判断に委ねられており、大学によって違いがある。

過去の入試の一般選抜においてR:Lの配点比率を予告していた大学について調べてみても、

国公立大・私立大ともにR:L=1:1とする大学だけでなく、4:1、3:1、2:1など、さまざまなパターンが見られた。

志望校の配点比率は確認しておきたい。

なお、リスニングの音声は、第1問と第2問のみが2回読み上げで、第3問以降はすべて1回読みとなっている。

志望校によっては、これまで以上にリスニング対策への注力が必要となるので要注意だ。

〇理科は科目選択方法に注意

理科の科目設定は複雑
基礎を付した科目(=基礎科目:物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎)を理科①、

基礎を付していない科目(=発展科目:物理、化学、生物、地学)を理科②とした場合、

次の4種類の受験科目の組み合わせがある。この中から1つを選んで出願時に登録する。

A・・・理科①から2科目
B・・・理科②から1科目
C・・・理科①から2科目と理科②から1科目
D・・・理科②から2科目

なお、国公立大学の理系学部ではD(基礎を付していない2科目)を課すことが多い。