2026年度 首都圏中学入試の動向(2)/富士見市鶴瀬塾

今年も多くの受験生が、人生初とも言える大舞台に挑みました。

今回は、

* 試験当日の様子
* 学校ごとの受験対応
* 保護者の動き
* 合格発表の変化

について、現場の雰囲気を交えながら詳しく解説していきます。



試験当日の朝は「独特の緊張感」

受験当日の朝。

まだ暗い時間帯から、多くの受験生と保護者が学校へ向かいます。

今年は日曜日実施の学校も多く、

* 父親の付き添い
* 家族総出の応援

など、例年以上に“家族一丸”の受験風景が見られました。



鷗友学園女子中の温かい対応

鷗友学園女子中では、

開門時間に合わせて校長先生が校門前で待機。

来校する受験生一人ひとりに、

* あいさつ
* 激励の言葉

を送っていました。

校門横には紅梅が咲き、

緊張していた受験生の気持ちを少し和らげていたようです。

こうした“人の温かさ”も学校選びの大切な要素だと感じさせられます。



雙葉中はアクセス抜群の立地

JR四ツ谷駅から徒歩2分。

交通アクセスの良さで知られる雙葉中では、朝から多くの受験生が集まりました。

受験生と保護者は校門で別れ、

* 受験生は試験教室へ
* 保護者は待機室へ

と移動。

受験終了時刻も事前に案内されているため、保護者側も比較的安心して待つことができます。



渋谷教育学園渋谷中の「リラックス体操」

渋谷教育学園渋谷中では、試験開始前に名物の

「リラックス体操」

が行われました。

先生や先輩と一緒に、

* 首を回す
* 腕を伸ばす

などの軽い運動を行い、緊張をほぐします。

受験会場独特の重苦しい空気を和らげる工夫として、多くの受験生に好評です。



神奈川入試も2月1日から本格化

東京都に続き、神奈川県でも一般入試が本格スタート。



栄光学園中

栄光学園中では、早朝から“栄光坂”を登る受験生の列ができました。

開門前にはすでに数十組が並び、

静かな緊張感が漂っていました。

受験生は試験会場へ向かい、

保護者は待機室や駅周辺で待機。

難関校らしい張り詰めた空気が印象的でした。



聖光学院中

聖光学院中では、

* ラムネホール
* ポアトラホール
* 食堂

などを保護者控室として開放。

寒い朝でも安心して待機できるよう配慮されていました。

受験生は入室開始時刻になると一斉に試験教室へ。

その瞬間、保護者の表情にも緊張感が走ります。



合格発表は「完全デジタル化」の時代へ

近年の中学入試では、

* 出願
* 合格発表
* 入学金納付

まで、ほぼオンライン化されています。

今年も多くの学校で、

「インターネット発表」

が中心となりました。



それでも残る「校内掲示」の文化

一方で、

* 駒場東邦中
* 鷗友学園女子中
* 渋谷教育学園渋谷中

などでは、

インターネット発表に加え、校内掲示も実施されました。

掲示板の前で、

* 受験番号を探す
* 写真を撮る
* 家族で喜び合う

そんな光景は、今も中学受験の象徴です。



女子学院中では静かな歓喜

女子学院中では、

まずインターネットで合否を確認した後、

校内掲示を見に来る受験生・保護者の姿がありました。

すでに結果を知っているため、

掲示前での空気は“絶叫”というより、

「静かな喜び」

に包まれていたのが印象的でした。



2026年度入試で感じたこと

今年の入試を通して特に感じたのは、

「学校ごとのカラー」

です。

* 温かく迎える学校
* 厳粛な空気を作る学校
* 緊張を和らげる工夫をする学校

同じ中学受験でも、学校によって雰囲気は大きく異なります。

だからこそ、

「偏差値だけで学校を選ばない」

ことが非常に重要です。



来年度受験生へ伝えたいこと

受験本番では、

学力だけでなく、

* 緊張との向き合い方
* 体調管理
* メンタル
* 時間配分

も大きな勝負になります。

そのためには、

「実際に学校へ行く」

ことがとても大切です。

説明会や文化祭などを通して、

* 校風
* 生徒の雰囲気
* 先生の対応

を自分の目で見ておきましょう。



まとめ|中学受験は「人」と「空気」を感じる戦い

2026年度の首都圏中学入試では、

* 高倍率化
* 情報戦
* デジタル化

が進む一方で、

現場には今も、

* 緊張
* 応援
* 喜び
* 人の温かさ

が確かに存在していました。

受験は点数だけではありません。

その学校で、

「6年間をどう過ごすか」

を考えることが、本当に大切なのです。