結論:不利ではないが「自分で動く力」が必要
通信制高校への進学を考える際、多くの保護者や生徒が気になるのが、
「通信制高校から大学受験は不利なのでは?」
という疑問です。
結論から言えば、通信制高校だから大学受験で不利になることはありません。
実際に毎年、
- 国公立大学
- 早慶上理
- GMARCH
- 関関同立
- 日東駒専
- 医療系大学
- 看護系大学
などへ進学する生徒もいます。
しかし、全日制高校とは異なる部分もあるため、その特徴を理解しておくことが大切です。
大学受験の出願資格は全く同じ
通信制高校を卒業すると、全日制高校と同じ「高等学校卒業資格」が取得できます。
大学入試では、
- 全日制高校
- 定時制高校
- 通信制高校
の区別はありません。
大学側は「高校卒業資格」を見ているため、通信制だから受験できない大学はありません。
不利と言われる理由
では、なぜ「通信制高校は不利」と言われるのでしょうか。
理由は高校の種類ではなく、学習環境にあります。
① 授業時間が少ない
全日制高校では毎日授業があります。
一方、通信制高校では自宅学習が中心です。
そのため、
- 英語
- 数学
- 国語
などの受験科目を自分で学習する時間が必要になります。
② 自学自習が必要
通信制高校では、
「誰かが勉強させてくれる環境」
ではありません。
受験勉強も、
- 自分で計画を立てる
- 学習を継続する
- 進捗を管理する
ことが求められます。
この部分で差がつくことがあります。
③ 受験情報が少ない場合もある
学校によっては、
- 模試情報
- 入試情報
- 志望校対策
が少ないケースもあります。
そのため、
塾や予備校を併用する生徒も多くいます。
むしろ通信制高校が有利になるケースもある
通信制高校には全日制にはないメリットもあります。
勉強時間を確保しやすい
全日制高校では、
- 通学
- 部活動
- 学校行事
に多くの時間を使います。
通信制高校ではその時間を受験勉強に使うことができます。
そのため、
高校1年生から大学受験対策を始めることも可能です。
自分の得意分野を伸ばせる
最近の大学入試では、
- 総合型選抜(旧AO入試)
- 学校推薦型選抜
が増えています。
通信制高校在学中に、
- 英検
- 数検
- プログラミング
- ボランティア活動
- スポーツ実績
などを積み重ねることで強みになります。
大学進学を目指すなら学校選びが重要
通信制高校にはさまざまなタイプがあります。
大学進学に強い学校
- 大学受験コースがある
- 予備校講師の授業がある
- 模試を積極的に受験する
- 進路指導が充実している
卒業重視の学校
- 卒業サポートが中心
- 進学指導は少なめ
大学進学を目指す場合は、進学実績や進路指導体制を必ず確認しましょう。
通信制高校から大学進学に向いている生徒
次のような生徒は通信制高校からでも十分大学進学を目指せます。
- 自分で計画を立てられる
- コツコツ勉強できる
- 目標が明確
- わからないことを質問できる
- 将来やりたいことがある
逆に、
「誰かに管理してもらわないと勉強できない」
タイプの生徒は学習サポートの手厚い学校や塾の利用をおすすめします。
まとめ
通信制高校だから大学受験に不利ということはありません。
実際には、
- 学習環境をどう活用するか
- 自学自習を継続できるか
- 適切な進路指導を受けられるか
が合否を左右します。
通信制高校は「大学進学できない学校」ではなく、
「自分のペースで大学進学を目指せる学校」
です。
大切なのは学校名ではなく、その環境で何を積み重ねるかです。
進学個別アースリングでは、通信制高校に通いながら大学受験を目指す生徒の学習サポートも行っています。通信制高校選びや大学受験についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
