中学受験で最も差がつく科目「算数」!! 富士見市鶴瀬塾

~今からでも間に合う?成績不振から巻き返すための方法とは~

「塾には通っているのに算数の成績が上がらない」

「家で何時間も勉強しているのに偏差値が伸びない」

「このままで第一志望に間に合うのだろうか……」

中学受験を控えたご家庭から、このような相談を受けることは少なくありません。

実際、中学受験において最も合否に影響する科目の一つが算数です。国語や理科、社会は比較的短期間でも得点を伸ばせるケースがありますが、算数だけは違います。

算数は積み上げ型の科目であり、苦手を放置すると後から取り返すことが難しくなります。

しかし、正しい方法で学習すれば、今からでも十分に巻き返すことは可能です。

今回は、中学受験における算数の重要性と、成績が伸びない原因、そして巻き返しの方法について詳しく解説します。

なぜ中学受験では算数が重要なのか

小学校の算数とは別物

保護者の方から、

「学校のテストはいつも100点なのに塾の算数ができません」

という声をよく聞きます。

実はこれは珍しいことではありません。

中学受験の算数は、小学校の授業内容とは大きく異なります。

代表的なものとして、

・つるかめ算
・旅人算
・流水算
・仕事算
・場合の数
・規則性
・比と割合

などがあります。

これらは学校ではほとんど学習しません。

つまり、小学校の成績が良くても、中学受験用の算数を学んでいなければ太刀打ちできないのです。

思考力が問われる

中学受験の算数は単なる計算競争ではありません。

公式を覚えただけでは解けない問題が数多く出題されます。

問題文を読み、

・何を求めるのか
・どの解法を使うのか
・どの順番で解くのか

を自分で考えなければなりません。

難関校の問題になると、大人でも苦戦する問題が出題されることもあります。

つまり算数とは「考える力」を試される科目なのです。

成績が上がるまで時間がかかる

理科や社会は知識を覚えれば得点できる部分があります。

しかし算数は違います。

知識を覚える

理解する

演習する

定着させる

応用する

という長いプロセスが必要です。

だからこそ算数の成績は短期間では伸びにくいのです。

配点が高い

多くの学校では、

国語100点
算数100点
理科50点
社会50点

という配点になっています。

さらに算数は1問あたりの配点も高く、1問で5~10点以上になることも珍しくありません。

算数で20点失うと、理科や社会で10問以上取り返さなければならないケースもあります。

だからこそ算数は合否を左右する科目なのです。

こんな状態は要注意!算数が間に合わないサイン

塾に入るのが遅かった

大手進学塾では新4年生から本格的な受験カリキュラムが始まります。

4年生・5年生で基礎を固め、

6年生で応用演習や過去問演習に入る流れです。

5年生後半や6年生から受験勉強を始める場合、知識不足が大きな課題になります。

もちろん逆転合格は可能ですが、学習量は相当必要になります。

大問1で失点している

模試や入試の最初には計算問題や基本問題が並びます。

ここで失点する場合は危険信号です。

なぜなら、

・計算力不足
・公式理解不足
・基礎定着不足

が考えられるからです。

応用問題以前の段階でつまずいている可能性があります。

過去問が3割以下

6年生秋以降になると過去問演習が始まります。

初回から合格点を取る必要はありません。

しかし、

正答率30%以下

の場合は基礎力不足の可能性があります。

過去問は弱点発見のための教材でもあります。

できなかった問題を分析し、何が不足しているのかを確認しましょう。

偏差値がずっと変わらない

算数は伸びるまで時間がかかります。

しかし半年以上学習しても全く変化がない場合は注意が必要です。

勉強量ではなく勉強方法に問題がある可能性があります。

算数が伸びない子の共通点

計算力が不足している

算数の土台は計算です。

どんな問題でも最後は計算になります。

計算ミスが多い子は、

・途中式を書かない
・見直しをしない
・計算練習不足

という傾向があります。

模試の大問1で失点が多い場合は、まず計算力の強化が必要です。

算数を後回しにしている

苦手な科目ほど避けたくなります。

しかし算数は放置するとますます差が広がります。

算数が苦手な子ほど、

「毎日少しずつ」

が大切です。

週末にまとめて勉強するよりも、毎日30分の継続の方が効果があります。

勉強法が合っていない

意外と多いのがこのケースです。

例えば、

・解説を読んで理解した気になる
・答えを丸暗記する
・難問ばかり解く

という勉強法です。

算数で大切なのは、

「なぜその式になるのか」

を説明できることです。

理解が曖昧なまま応用問題に進んでも成績は伸びません。

算数を巻き返す3つの方法

① 算数を最優先にする

算数が苦手な場合は、まず学習時間を確保しましょう。

受験勉強は時間との勝負です。

苦手科目ほど優先順位を高くする必要があります。

週単位で学習計画を立て、

・いつ
・何を
・どれだけ

やるのかを明確にしましょう。

② 理解不足を徹底的に潰す

成績が伸びない最大の原因は、

「わかったつもり」

です。

例えば割合や比が苦手な子は、その単元まで戻る勇気が必要です。

応用問題を解く前に、

・基本問題
・例題
・標準問題

を完璧にすることが大切です。

遠回りに見えて実は最短ルートです。

③ 個別指導を活用する

算数は個人差が大きい科目です。

同じクラスでも、

・割合が苦手
・図形が苦手
・場合の数が苦手

など弱点は異なります。

集団授業では一人ひとりの苦手を細かくフォローすることが難しい場合があります。

そのため、

・どこでつまずいているのか
・何を優先すべきか
・どの順番で復習するか

を分析してもらえる個別指導は非常に効果的です。

算数は今からでも変えられる

中学受験の算数は確かに難しい科目です。

しかし、

「算数が苦手だから無理」

ではありません。

大切なのは、

・計算力を鍛える
・基礎を固める
・正しい勉強法で学ぶ
・継続する

ことです。

実際、多くの受験生が夏以降に大きく成績を伸ばしています。

逆に言えば、苦手を放置してしまうと志望校合格は遠のいてしまいます。

算数は中学受験の合否を左右する最重要科目です。

だからこそ早めに課題を見つけ、適切な対策を行いましょう。

お子さまに合った学習方法が見つかれば、算数は必ず伸びます。

「もう間に合わない」と諦めるのではなく、「今から何をするか」を考えることが合格への第一歩なのです。