沖縄県立看護大学を徹底解説!

偏差値・入試・国家試験・就職・学費

「沖縄県立看護大学はどんな大学?」

「偏差値や入試難易度はどのくらい?」

「看護師だけでなく保健師も目指せる?」

「助産師になるにはどうすればいい?」

「卒業後の就職先や学費を知りたい」

このような疑問を持っている高校生・保護者の方も多いのではないでしょうか。

沖縄県立看護大学は、沖縄県那覇市にある看護・保健医療分野に特化した公立大学です。

看護学部看護学科は1学年80人の定員で、2026年4月現在、学部全体では321人が在籍しています。卒業時には看護師国家試験受験資格と保健師国家試験受験資格を取得できることが大きな特徴です。

さらに大学には大学院保健看護学研究科、そして看護師資格取得後に助産師を目指す別科助産専攻があります。沖縄の地域特性、離島・へき地医療まで視野に入れた看護教育に取り組んでいる点も注目したいところです。

この記事では、**「沖縄県立看護大学」「沖縄県立看護大学 偏差値」「沖縄県立看護大学 入試」「沖縄県立看護大学 共通テスト」「沖縄県立看護大学 保健師」「沖縄県立看護大学 助産師」「沖縄県立看護大学 就職」「沖縄県立看護大学 学費」**などで検索している受験生・保護者に向けて、2026年時点の最新情報を中心に詳しく解説します。


沖縄県立看護大学とは?

沖縄県立看護大学は、沖縄県那覇市与儀1丁目24番1号にキャンパスを置く公立大学です。

1999年に看護学部を開設し、その後2004年に大学院、2008年に別科助産専攻を開設してきました。2022年には公立大学法人へ移行しています。

総合大学のように多くの学部を持つ大学ではありません。

教育の中心となるのは、

看護学部 看護学科

です。

そのため、

「大学へ入ってから専門分野を考えたい」

という人より、

「将来は看護・保健医療の分野で働きたい」

という方向性がある程度明確な高校生に向いています。


沖縄県立看護大学の学部・定員

看護学部看護学科の入学定員は80人、収容定員は320人です。

2026年4月時点では、

1年次80人
2年次81人
3年次81人
4年次79人

の計321人が在籍しています。

大規模な総合大学と比較すると、かなりコンパクトな大学です。

看護という共通の目標を持った学生が集まり、専門教育を中心に4年間学ぶ環境となっています。

大人数の大学よりも、

「同じ専門分野を目指す仲間と学びたい」

という高校生には相性がよいでしょう。


沖縄県立看護大学で取得できる資格

沖縄県立看護大学を志望するうえで特に重要なのが資格です。

看護学部看護学科を卒業すると、

看護師国家試験受験資格

と、

保健師国家試験受験資格

を取得できます。

つまり、4年間の学部教育の中で看護師と保健師の両方を視野に入れられることが特徴です。

看護系大学によっては、保健師課程が選抜制であったり、大学院進学が必要だったりする場合があります。

沖縄県立看護大学では学部卒業時に看護師・保健師双方の国家試験受験資格につながる点を、大学選びの際にしっかり比較しておきたいところです。


看護師とは?

看護師は、病院や診療所などで患者の療養を支える医療専門職です。

しかし看護師の仕事は、

「医師の治療を補助する」

だけではありません。

患者の身体状態だけでなく、

心理状態
生活背景
家族関係
社会環境
退院後の生活

まで考えながら、その人に必要な看護を提供します。

卒業後の進路として大学が示しているのは、病院だけではありません。

病院、保健所、診療所、市町村、老人保健施設、社会福祉施設、訪問看護ステーション、行政機関、大学院、研究・教育機関

など幅広い選択肢があります。


保健師を目指せることも大きな特徴

沖縄県立看護大学では、学部卒業時に保健師国家試験受験資格も得ることができます。

保健師は、

病氣になった人を看護する

だけでなく、

病氣になる前から地域住民の健康を守る

ことを重視する専門職です。

例えば、

  • 母子保健
  • 高齢者支援
  • 生活習慣病予防
  • 感染症対策
  • 健康相談
  • 地域の健康づくり

などに関わります。

特に沖縄県は、本島だけでなく多くの離島を抱えています。

都市部とは異なる医療資源や交通環境の中で、住民の健康をどう支えるのかという問題は、沖縄で看護・保健を学ぶ大きなテーマになります。


「島嶼保健看護」を学べる環境

沖縄県立看護大学の特色として注目したいのが、島嶼保健看護です。

沖縄では、離島ごとに人口規模や医療環境、交通手段、地域文化などが異なります。

そのため、

都市部の医療モデルをそのまま離島へ当てはめればよい

というわけではありません。

地域住民の生活や文化、島内外の医療連携まで考えながら支援する必要があります。

大学では「沖縄島嶼保健看護協働センター」などを通じ、島嶼地域の保健看護に関する教育・研究・地域貢献にも取り組んでいます。

将来、

「離島医療に関わりたい」

「地域看護を学びたい」

「沖縄県の保健医療に貢献したい」

という高校生にとって、大学の特色と自分の将来像を結びつけやすいでしょう。


沖縄県立看護大学で助産師を目指せる?

助産師を目指したい高校生は、現在の制度を正確に理解しておく必要があります。

沖縄県立看護大学では、2022年度以降の学部入学生を対象に、看護学部での助産師教育課程を廃止しています。

現在は、学部卒業後などに別科助産専攻へ進学して助産師を目指す形となっています。

別科助産専攻を修了すると、

助産師国家試験受験資格

などを取得できます。

つまり、

高校卒業

看護学部

看護師国家試験

別科助産専攻

助産師国家試験

というキャリアが考えられます。

助産師を目指す高校生は、「4年間で助産師資格まで取得できる大学」と混同しないよう注意しましょう。


別科助産専攻とは?

別科助産専攻の収容定員は20人で、2026年4月現在20人が在籍しています。

2027年度入試についても、大学は2026年7月14日に別科助産専攻の募集要項を公表しています。

実習施設としては、

沖縄県立中部病院
沖縄赤十字病院
沖縄協同病院
浦添総合病院
南部徳洲会病院

など、県内の複数の医療機関が挙げられています。

将来的に周産期医療や母子保健に関わりたい高校生は、大学4年間だけでなく、その先まで含めた進路設計をしておきましょう。


沖縄県立看護大学の偏差値・難易度

「沖縄県立看護大学 偏差値」はよく検索されるキーワードですが、偏差値だけで合否を判断することはおすすめできません。

偏差値は、

模試会社
年度
入試方式

によって変動するからです。

沖縄県立看護大学は公立大学です。

一般選抜では大学入学共通テストを受験したうえで、大学独自の試験を受ける必要があります。

2026年度一般選抜では、試験当日に大学入学共通テスト受験票の持参が求められ、大学独自試験として筆記試験などが実施されています。

したがって、

偏差値
+共通テスト得点
+大学独自試験
+倍率

で考えることが重要です。


2026年度一般選抜の倍率

2026年度一般選抜では、募集人員55人に対し、

志願者86人

で、

志願倍率1.6倍

でした。

この55人には、外国人特別選抜で募集人数を満たさなかった2人が一般選抜へ加えられています。

倍率だけを見ると、

「それほど難しくないのでは?」

と思うかもしれません。

しかし、公立大学ですから大学入学共通テストを含めた複数教科の学力が必要になります。

看護系単科大学だから簡単という考え方は避けましょう。


沖縄県立看護大学の入試方式

入試には一般選抜だけでなく、特別選抜があります。

大学は、

高校推薦選抜
離島・過疎地域推薦選抜
学士選抜

などを実施しています。2027年度向けについても、2026年8月14日に看護学部特別選抜の募集要項が公表されています。

ここで特徴的なのが、

離島・過疎地域推薦選抜

です。

沖縄という地域の医療課題を意識した入試制度であり、将来、離島や過疎地域の医療・保健に貢献したい高校生にとって重要な選択肢になります。

推薦型選抜を検討するなら、高校3年生になってから急に準備するのではなく、

学校成績
志望理由
地域医療への理解
面接
高校時代の活動

を早い段階から意識しておきましょう。


2027年度入試を受ける人は最新情報を確認

2026年6月9日には、2027年度(令和9年度)看護学部入学者選抜実施要項が公表されています。

大学入試は毎年まったく同じとは限りません。

科目、配点、募集人員、提出書類などが変更されることがあります。

そのため、

「昨年はこの科目だったから今年も同じ」

と考えず、必ず自分が受験する年度の最新募集要項を確認してください。


沖縄県立看護大学の入試対策①|共通テストを軽視しない

公立大学受験でまず重要なのが、大学入学共通テストです。

看護大学というと、

「生物だけ得意なら大丈夫」

と思う人もいるかもしれません。

しかし実際には、複数科目を総合して得点する必要があります。

高1・高2では、

英語
数学
国語

を中心に基礎を固め、理科やその他必要科目にも大きな苦手を作らないようにしましょう。

高3夏までには共通テストの主要範囲を一通り完成させることを目標にします。


入試対策②|理科は大学入学後にも重要

看護学では大学入学後に、

解剖生理
疾病
薬理
感染
栄養
公衆衛生

などを学びます。

そのため高校の生物や化学は、

「受験が終われば不要になる知識」

ではありません。

大学で看護を理解するための基礎になります。

暗記だけではなく、

「人体ではなぜこの現象が起こるのか」

と理由まで理解する学習を意識すると、大学入学後にもつながります。


入試対策③|文章を書く力を鍛える

2026年度一般選抜では、大学独自の筆記試験が実施されています。

看護師や保健師には、

状況を正しく読み取る
情報を整理する
論理的に考える
相手へ伝える

力が必要です。

そのため受験勉強でも、問題をただ暗記するのではなく、自分の考えを文章でまとめる練習をしてください。

ニュースや医療・福祉・地域社会に関する記事を読み、

何が問題なのか
なぜ起きているのか
自分ならどう考えるか

を短い文章にまとめる練習も有効です。


入試対策④|推薦では「なぜ沖縄県立看護大学か」を明確に

推薦型選抜を考えるなら、

「看護師になりたいから」

だけでは十分ではありません。

例えば、

「なぜ沖縄県立看護大学なのか」

「沖縄の地域医療にどのような課題があると思うか」

「離島・過疎地域でどんな役割を果たしたいか」

「看護師と保健師のどちらに関心があるか」

まで考えておきましょう。

特に沖縄県立看護大学には離島・過疎地域推薦選抜があります。

大学の教育理念と自分の将来像を結びつけることが重要です。


沖縄県立看護大学の就職・進路

卒業後の進路は非常に幅広く、

病院
保健所
診療所
市町村
老人保健施設
社会福祉施設
訪問看護ステーション
行政機関
大学院
研究・教育機関

などがあります。

看護師資格を取得して病院へ就職するだけでなく、

保健師として行政へ進む
別科助産専攻へ進学する
大学院へ進学する

といった道も考えられます。

過去の法人業務実績でも、大学は就職率100%を数値目標に掲げながら就職支援を行っています。

大学選びでは就職率の数字だけではなく、

「自分が目指したい職種へ進める教育環境があるか」

を見ることが重要です。


大学院でさらに看護を深めることもできる

沖縄県立看護大学には大学院保健看護学研究科があります。

大学院では、

「看護現場で見つけた課題を研究したい」

「より高度な看護を提供したい」

「教育・研究に関わりたい」

という看護職が、さらに専門性を高めることができます。

高校生の時点では大学院進学まで考えていない人も多いでしょう。

しかし、

大学→看護師→臨床経験→大学院

というキャリアもあります。

将来的に看護教育・研究・高度実践へ進みたい人は、大学院まで持つ看護大学であることも比較材料になります。


沖縄県立看護大学の学費

沖縄県立看護大学の授業料は、

年額535,800円

です。

前期と後期に分けて納付します。

入学料は、

沖縄県内居住者:282,000円
その他:512,000円

です。

現在の授業料が4年間変わらないと仮定すると、

535,800円×4年間=2,143,200円

となります。

県内居住者なら、授業料と入学料だけで単純計算すると、

2,425,200円

です。


授業料以外の費用にも注意

大学公式サイトでは、新入生について、

入学前に約30,000円、入学後に約163,000円かかる場合がある

と案内しています。

さらに看護学部では、

教科書
実習関連費
保険
ユニフォーム
交通費
パソコン関連費

なども考えておく必要があります。

県外から沖縄へ進学する場合は、

家賃
食費
水道光熱費
航空運賃

など生活費も大きな要素になります。

「公立だから安い」というだけではなく、4年間の総費用で比較することが重要です。

なお、沖縄県立看護大学は高等教育の修学支援新制度の対象となる大学です。


沖縄県立看護大学が向いている人

沖縄県立看護大学は、特に次のような高校生に向いています。

看護師だけでなく保健師も目指したい人

学部卒業時に両方の国家試験受験資格を取得できます。

沖縄の地域医療に貢献したい人

離島・過疎地域推薦選抜があり、島嶼保健看護を意識した教育・研究も行われています。

助産師まで視野に入れている人

学部卒業後に別科助産専攻へ進む道があります。

小規模な看護大学で専門的に学びたい人

看護学部は1学年80人で、看護分野に集中した教育環境です。

公立大学で学費負担を抑えたい人

授業料は年額535,800円です。


沖縄県立看護大学を目指すなら「資格の先」を考える

沖縄県立看護大学を志望するなら、

「看護師になりたい」

だけで終わらせず、その先まで考えてみましょう。

例えば、

病院で患者を支えたい

看護師

地域住民の健康を守りたい

保健師

妊娠・出産・母子を支えたい

看護学部→別科助産専攻→助産師

離島医療へ貢献したい

看護師・保健師+島嶼保健看護

研究・教育に進みたい

大学院

というように、看護を出発点として複数のキャリアがあります。

大学4年間だけを見るのではなく、10年後にどのような看護職者になりたいかまで考えて大学を選ぶとよいでしょう。


まとめ|沖縄県立看護大学は看護・保健・離島医療を学びたい人に注目の公立大学

沖縄県立看護大学は、沖縄県那覇市にある看護学に特化した公立大学です。

看護学部看護学科の定員は1学年80人で、卒業時には、

看護師国家試験受験資格
保健師国家試験受験資格

を取得できます。

また、助産師を目指す場合は学部内ではなく、卒業後などに別科助産専攻へ進学するルートがあります。

さらに沖縄という地域特性を生かし、

離島・へき地
地域保健
島嶼看護
地域医療

について学べることも大きな特徴です。

2026年度一般選抜では、募集人員55人に対して86人が志願し、志願倍率は1.6倍でした。

ただし、

「倍率が低いから入りやすい」

と考えるのは危険です。

公立大学ですから、

大学入学共通テスト
+大学独自試験
+提出書類

などへの対策が必要です。

高校1・2年生では英語・数学・国語・理科の基礎を固め、高校3年生では、

共通テスト対策
+大学独自試験対策
+過去問分析

を並行して進めましょう。

そして大学選びでは、

「沖縄県立看護大学に合格すること」

をゴールにしないことが大切です。

どんな看護師になりたいのか。
保健師として地域に関わりたいのか。
離島医療に貢献したいのか。
助産師まで目指したいのか。
将来は大学院で専門性を高めたいのか。

ここまで考えると、志望理由も受験勉強もより明確になります。

看護・保健・地域医療、そして沖縄ならではの島嶼保健看護を専門的に学びたい高校生にとって、沖縄県立看護大学は非常に検討価値の高い公立大学といえるでしょう。