①『君たちはどう生きるか』吉野源三郎
おすすめ度
★★★★★
中学受験生にまず読んでほしい一冊です。
主人公のコペル君が、人との関わりや社会の仕組み、生き方について考えていく物語です。
難関中学では、
「なぜ勉強するのか」
「人はどう生きるべきか」
というテーマが頻繁に出題されます。
この本は単なる物語ではなく、人間としての土台を育ててくれます。
②『二十四の瞳』壺井栄
おすすめ度
★★★★★
戦争と教育について考える名作です。
12人の子どもたちと先生との交流を描いた作品で、多くの私立中学で出題されています。
読解力だけでなく、
平和
友情
家族愛
時代背景
を理解する力も身につきます。
③『モモ』ミヒャエル・エンデ
おすすめ度
★★★★★
時間とは何かを考えさせられる名作です。
スマホやゲームに囲まれている現代の子どもたちにこそ読んでほしい作品です。
時間泥棒に奪われた世界を救う少女モモの物語は、
「本当に大切なものは何か」
を教えてくれます。
国語の読解問題でも頻出です。
④『銀河鉄道の夜』宮沢賢治
おすすめ度
★★★★☆
文学作品の代表格です。
少し難しい内容ですが、
友情
自己犠牲
幸せ
命
について深く考えさせられます。
語彙力や表現力も大きく向上します。
⑤『西の魔女が死んだ』梨木香歩
おすすめ度
★★★★★
思春期を迎える子どもたちにぴったりです。
おばあちゃんと孫娘の交流を通して、
自立する力
自分で考える力
心の強さ
を学べます。
中学受験の国語でも非常に人気の高い作品です。
⑥『博士の愛した数式』小川洋子
おすすめ度
★★★★★
算数好きな子に特におすすめです。
数学者の博士と家政婦親子との交流を描いた作品です。
数字には意味があり、美しさがあることを教えてくれます。
算数嫌いの子にもぜひ読んでほしい一冊です。
⑦『十五少年漂流記』ジュール・ベルヌ
おすすめ度
★★★★★
無人島で生活する少年たちの冒険物語です。
リーダーシップ
協力
問題解決能力
などを学べます。
社会や理科への興味も広がります。
⑧『エーミールと探偵たち』ケストナー
おすすめ度
★★★★☆
推理小説の入門書です。
論理的思考力が鍛えられます。
中学受験の算数や理科でも必要な、
「筋道を立てて考える力」
を養うことができます。
⑨『ルドルフとイッパイアッテナ』
おすすめ度
★★★★★
猫たちの冒険を描いた児童文学です。
読みやすいのに内容は深く、
友情
挑戦
成長
について学べます。
読書が苦手なお子さまにもおすすめです。
⑩『車輪の下』ヘルマン・ヘッセ
おすすめ度
★★★★☆
受験勉強に追われる子どもにこそ読んでほしい作品です。
勉強だけではない人生の大切さを考えさせてくれます。
特に保護者の方にも読んでいただきたい一冊です。
⑪『論語物語』下村湖人
おすすめ度
★★★★★
難しく思われがちな論語を物語形式で学べます。
近年の中学入試では、
孔子
論語
渋沢栄一
などが頻繁に出題されています。
社会や国語の背景知識としても役立ちます。
⑫『ファーブル昆虫記』
おすすめ度
★★★★★
理科好きの子どもを育てる最高の本です。
昆虫の観察を通して、
観察力
探究心
好奇心
が育ちます。
近年の中学入試では、
「なぜそうなるのか」
を考える探究型問題が増えています。
その土台となる一冊です。
なぜ読書が中学受験に有利なのか
読書には大きく5つの効果があります。
① 語彙力が増える
国語の成績が良い子の共通点は語彙力です。
読書量が多い子ほど文章理解が速くなります。
② 読解力が身につく
算数の文章題
理科の実験問題
社会の資料問題
すべて読解力が必要です。
国語だけの話ではありません。
③ 想像力が育つ
物語を読むことで、
登場人物の気持ち
背景
状況
を想像する力が身につきます。
記述問題にも強くなります。
④ 集中力が育つ
スマホや動画は受け身です。
一方で読書は能動的な活動です。
長時間集中する力が養われます。
⑤ 人生経験を疑似体験できる
小学生が実際に経験できることは限られています。
しかし本を読むことで、
戦争
冒険
友情
挫折
成功
を疑似体験できます。
これは中学受験の面接や作文でも大きな武器になります。
まとめ
中学受験で本当に伸びる子は、単に問題集をたくさん解く子ではありません。
本を読み、
考え、
感じ、
自分なりの意見を持てる子です。
おすすめしたい12冊は、
- 君たちはどう生きるか
- 二十四の瞳
- モモ
- 銀河鉄道の夜
- 西の魔女が死んだ
- 博士の愛した数式
- 十五少年漂流記
- エーミールと探偵たち
- ルドルフとイッパイアッテナ
- 車輪の下
- 論語物語
- ファーブル昆虫記
です。
受験勉強が忙しくなる前の小学4年生・5年生のうちにたくさん読書をしておくと、国語力だけでなく、算数・理科・社会にも良い影響が出ます。
「本を読む子は伸びる」
これは長年塾で指導していて感じる共通点の一つです。毎日15分でも構いません。ぜひ読書を習慣にして、中学受験に必要な本物の学力を育てていきましょう。
