部活動・学校行事・進路指導が充実した羽生市の県立高校
埼玉県立羽生第一高等学校は、埼玉県羽生市にある公立高校です。地元では「羽一(はにいち)」として親しまれ、羽生市を中心に、加須市、行田市、熊谷市、久喜市方面からも多くの生徒が通っています。
開校は1976年。比較的新しい県立高校ではありますが、地域に根ざした教育活動を続け、学習・部活動・学校行事のバランスを大切にしてきた学校です。生徒一人ひとりの個性を伸ばしながら、進学や就職など多様な進路に対応する指導を行っています。
今回は、羽生第一高校の歴史、教育方針、施設、学校生活、部活動、アクセスなどを詳しく紹介します。
羽生第一高校の歴史
羽生第一高校は、1976年4月1日に開設され、同年4月10日に開校しました。5月29日には羽生市立北小学校で開校記念式が行われ、この日が開校記念日と定められています。
1977年には校歌が制定され、1985年には創立10周年記念式典が行われました。1990年には理数コースが新設され、理系進学を目指す生徒の学びにも対応しました。その後、2003年には7時限制が導入され、2004年には朝読書が開始されるなど、学習環境の充実が進められてきました。
2005年には羽生市産業文化ホールで創立30周年記念式典が開催され、地域とともに歩む学校として発展を続けています。
教育方針と目標
羽生第一高校の教育目標は、憲法や教育基本法に基づき、人格の形成を目指すことです。
生徒一人ひとりが自分の能力や適性を十分に発揮し、将来、社会の有為な形成者となるための資質を育てることを重視しています。
簡単に言えば、単に勉強ができる生徒を育てるだけでなく、社会で必要とされる人間性、協調性、責任感を持った人物を育てることを目指している学校です。
そのため、授業だけでなく、部活動、学校行事、地域交流なども大切な教育活動として位置づけられています。
充実した学校施設
羽生第一高校は、約42,000平方メートルの広い敷地を持っています。校舎や体育施設、グラウンドなどが整っており、生徒が学習にも部活動にも取り組みやすい環境があります。
校舎は主にホームルーム・管理棟と特別教室棟に分かれています。ホームルーム棟は4階建てで、各教室にはパソコンが配置され、2006年にはエアコンも設置されました。夏場でも快適に授業を受けられる環境が整っています。
特別教室棟は5階建てで、放課後には文化部の活動場所や進学補習の教室としても活用されています。授業以外の学びにも対応できる施設です。
体育館は2階建てで、1階にはバスケットボールコート、2階には卓球場があります。また、創立10周年記念事業として作られた格技場「進修館」もあります。1階は柔道場、2階は剣道場として利用されています。
さらに、生徒ホールには食堂と合宿所があり、長期休業中には部活動の合宿施設としても使われています。弓道場、部室棟、グラウンド、テニスコート、バレーボールコートなども整備され、部活動に力を入れやすい環境です。
自然を感じられる「一高の森」
羽生第一高校には「一高の森」と呼ばれる場所があります。これは創立10周年記念事業として造成されたもので、四季折々の自然を感じられる校内の憩いの場所です。
学校生活の中で自然に触れられる環境は、生徒にとって大きな魅力です。勉強や部活動で忙しい高校生活の中でも、落ち着いた雰囲気の中で気持ちを整えることができます。
学校行事が盛んな高校
羽生第一高校は学校行事も非常に充実しています。
毎年5月中旬には遠足が行われます。学年ごとに行き先が異なり、1年生は日光方面、2年生は東京都内、3年生は横浜方面などが中心です。近年は状況に応じて秩父方面、那須ハイランドパーク、富士急ハイランドなどへ行くこともありました。
体育祭は毎年5月下旬に羽生市中央公園陸上競技場で行われます。各クラスがオリジナルのクラスTシャツを着用し、学年を超えて盛り上がります。クラスの団結力を高める大きな行事です。
文化祭は「一高祭」と呼ばれ、毎年9月中旬に行われます。1日目は校内公開、2日目は一般公開という形で実施されます。特に特徴的なのが、後夜祭後に打ち上げ花火が上がることです。高校の文化祭で打ち上げ花火があるのは非常に珍しく、羽生第一高校ならではの魅力と言えるでしょう。
そのほかにも、スポーツ大会、修学旅行、弁論大会、ロードレース大会、百人一首大会など、多彩な行事があります。
地域との交流も大切にする学校
羽生第一高校には「手つなぎハイキング」という特徴的な行事があります。これは羽生市立南小学校との交流行事で、利根川河川敷を舞台に行われます。
高校生が小学生と関わることで、思いやりや責任感を育てる機会になります。地域とのつながりを大切にする羽生第一高校らしい取り組みです。
朝読書で落ち着いた一日をスタート
羽生第一高校では、2004年から朝読書を導入しています。毎朝10分間、本を読む時間を設けています。
朝読書には、集中力を高める効果があります。朝から静かに本を読むことで気持ちを落ち着け、授業に向かう準備ができます。
また、読書習慣は国語力だけでなく、すべての教科の土台となる読解力を高めます。学力向上にもつながる大切な取り組みです。
授業体制
羽生第一高校では、基本的に50分授業を行っています。通常は6時間授業ですが、週2日は7時間授業が設定されています。
学習時間をしっかり確保しながら、部活動や学校行事との両立も図っています。
かつては理数コースが設置されていた時期もあり、進学指導にも力を入れてきた学校です。現在も生徒一人ひとりの進路希望に合わせた指導が行われています。
部活動も活発
羽生第一高校には多くの運動部・文化部があります。
運動部では、陸上競技部、硬式野球部、サッカー部、テニス部、ソフトテニス部、ハンドボール部、バスケットボール部、バレーボール部、バドミントン部、卓球部、弓道部、空手道部、剣道部などが活動しています。
特に陸上競技部は、たびたびインターハイに出場しています。また、ソフトテニス部も関東大会出場や県大会上位入賞の実績があります。弓道部は2012年に紫灘旗全国高等学校弓道遠的大会で優勝し、日本一に輝いた実績があります。
文化部では、コーラス部、ブラスバンド部、放送部、写真部、文芸部、英語部、美術工芸部、科学部、日本文化部、書道部、演劇部、家庭部、JRC部、漫画研究部などが活動しています。
かつて囲碁・将棋部は全国大会に3年連続で出場するなど、文化部でも高い実績を残しています。
制服と通学
制服は、男子が黒の詰襟学生服、女子が紺のブレザーと紺のプリーツスカートです。落ち着いた印象の制服で、県立高校らしい伝統的なスタイルです。
交通アクセスは、東武伊勢崎線・秩父鉄道の羽生駅西口から徒歩約15分です。バスを利用する場合は、朝日自動車イオンモール羽生線「栗原眼科病院」停留所から徒歩約4分です。
熊谷・行田方面からは秩父鉄道、加須・久喜方面からは東武伊勢崎線を利用して通学する生徒が多く、自転車通学者も多い学校です。
まとめ
埼玉県立羽生第一高等学校は、学習、部活動、学校行事、地域交流のバランスが取れた高校です。
開校以来、地域に根ざした教育を続け、生徒一人ひとりの個性や可能性を大切にしてきました。
特に、朝読書や7時間授業、活発な部活動、文化祭の打ち上げ花火、地域交流行事など、羽生第一高校ならではの特色が数多くあります。
「勉強も部活動も頑張りたい」
「行事を楽しみながら充実した高校生活を送りたい」
「地域に根ざした落ち着いた環境で学びたい」
そんな中学生にとって、羽生第一高校は魅力的な選択肢の一つです。
羽生市周辺で高校選びを考えている方は、ぜひ学校説明会や文化祭などに足を運び、実際の雰囲気を感じてみるとよいでしょう。

