偏差値・学部・機械・電気情報・ロボット・AI・データサイエンス・建築・入試・学費・就職まで徹底解説
日本工業大学は、埼玉県南埼玉郡宮代町にキャンパスを置く工学系の私立大学です。
大学の大きな特徴は、開学以来掲げてきた**「実工学」**の理念です。単に教室で理論を学ぶだけではなく、実験・実習・設計・製作などを通して、学んだ知識を実際の技術へ結びつける教育を重視しています。大学では「理論×実践」の相互学修を掲げ、専門知識だけでなく、社会の課題を技術によって解決できるエンジニアの育成を目指しています。
現在は、
基幹工学部
先進工学部
建築学部
の3学部7学科2コースを設置しています。
機械、自動車、電気電子、情報通信、化学、環境、ロボット、AI、プログラミング、映像、音響、データサイエンス、建築、インテリアなど、工学系の幅広い分野を一つのキャンパスで学べることが特徴です。
また、2025年度卒業生の就職希望者に対する就職率は97.4%、大学への求人倍率は22.1倍。メーカー、IT、建設、鉄道、インフラなどへの就職実績を持っています。
「日本工業大学の偏差値は?」
「情報メディア工学科とデータサイエンス学科の違いは?」
「ロボットやAIを学べる?」
「建築士を目指せる?」
「就職は強い?」
「総合型選抜では何をする?」
こうした疑問を持つ高校生・保護者も多いでしょう。
この記事では、日本工業大学の学部・学科、偏差値、2027年度入試、機械・電気・情報・AI・ロボット・データサイエンス・建築、学費、奨学金、就職、キャンパス、受験対策まで詳しく解説します。
日本工業大学とは?
日本工業大学の埼玉キャンパスは、
埼玉県南埼玉郡宮代町学園台4-1
にあります。
東武スカイツリーライン・日光線の東武動物公園駅から徒歩約14分、スクールバスで約5分。JR宇都宮線・湘南新宿ラインの新白岡駅からスクールバスで約12分です。
大宮方面だけでなく、東武スカイツリーラインを利用することで東京方面からも通学できます。
日本工業大学を理解するうえで重要なキーワードが、
「実工学」
です。
工学では、数学・物理・化学などの理論が重要です。
しかし、理論を知っているだけでは機械やロボット、建築物、情報システムをつくることはできません。
そこで日本工業大学では、
理論を学ぶ
↓
実験・実習する
↓
実際につくる
↓
問題点を発見する
↓
再び理論へ戻る
という実践的な学びを重視しています。
「ものづくりが好き」「自分で手を動かして学びたい」という高校生には注目したい大学です。
日本工業大学の3学部7学科2コース
現在の日本工業大学は、次の構成になっています。
| 学部 | 学科・コース | 主な学習分野 |
|---|---|---|
| 基幹工学部 | 機械工学科 | 機械、自動車、設計、生産技術 |
| 基幹工学部 | 電気情報工学科 | 電気、電子、通信、情報 |
| 基幹工学部 | 環境生命化学科 | 化学、材料、生命、環境 |
| 先進工学部 | ロボティクス学科 | ロボット、制御、AI、機械 |
| 先進工学部 | 情報メディア工学科 | IT、プログラミング、映像、音響 |
| 先進工学部 | データサイエンス学科 | AI、統計、データ分析 |
| 建築学部 | 建築学科 建築コース | 建築設計、構造、施工、都市 |
| 建築学部 | 建築学科 生活環境デザインコース | 住居、インテリア、福祉、生活空間 |
工学系の進路を考えていても、
「機械か情報か迷っている」
「AIとロボットのどちらにするか決められない」
という高校生は少なくありません。
日本工業大学では幅広い工学領域が同一大学に集まっているため、まずは**「自分は何をつくりたいのか」**から学科を考えると分かりやすいでしょう。
基幹工学部|社会を支える工学を学ぶ
基幹工学部には、
機械工学科
電気情報工学科
環境生命化学科
があります。
機械・電気・化学は、製造業や社会インフラを支える工学の基本分野です。
AIやデータサイエンスが注目される時代でも、自動車、鉄道、航空機、家電、工場、電力、電子機器、素材などを支える基盤技術の重要性は変わりません。
機械工学科|自動車・機械・ものづくりを学ぶ
機械工学科は、
機械設計
材料
熱・流体
生産技術
自動車関連技術
などを学ぶ学科です。
卒業後には、
機械設計技術者
自動車関連技術者
生産技術者
鉄道関連技術者
精密機器技術者
医療機器開発技術者
などの進路が考えられます。大学も、機械製品の研究開発、設計、ものづくり、生産管理、自動車・鉄道関連などを代表的な職業として紹介しています。
「自動車が好き」
「機械を分解したり組み立てたりするのが好き」
「CADや設計に興味がある」
という高校生には相性のよい学科です。
電気情報工学科|電気・電子・通信・情報を学ぶ
現代社会は電気なしでは成立しません。
スマートフォン。
鉄道。
自動車。
工場。
通信ネットワーク。
家電。
再生可能エネルギー。
これらを支えているのが電気・電子・情報技術です。
電気情報工学科では、電気回路・電子回路・情報通信などを学び、電気系エンジニアや情報通信分野の技術者を目指します。
工学系学科の中でも、電気電子分野はメーカーだけでなく、
電力
鉄道
通信
設備
IT
など進路の幅が広いことが特徴です。
環境生命化学科|化学から環境・生命・材料を考える
環境生命化学科では、
化学
材料
生命科学
環境
などを学びます。
工業大学というと、
「機械や電気だけでは?」
と思う高校生もいるかもしれません。
しかし、自動車やスマートフォンにも、
金属
樹脂
半導体
電池
化学材料
などが使われています。
また、脱炭素社会やSDGsを考えるうえでも、
環境技術
新素材
エネルギー
資源循環
など化学の役割は重要です。
「化学が好きだが、理学部ではなく社会で使われる技術として学びたい」という人は比較したい学科です。
先進工学部|ロボット・IT・AI時代を担う
先進工学部には、
ロボティクス学科
情報メディア工学科
データサイエンス学科
があります。
現在の高校生に人気が高い、
AI
ロボット
プログラミング
データ分析
映像
音響
IoT
などを学べる学部です。
ただし3学科は似ているようで方向性が異なります。
ロボティクス学科|ロボットを「動かす」技術を学ぶ
ロボットは、一つの技術だけではつくれません。
機械。
電気電子。
センサー。
制御。
プログラミング。
AI。
これらを組み合わせて初めてロボットが動きます。
そのためロボティクス学科は、機械工学+電気電子工学+情報工学を横断する学科と考えると分かりやすいでしょう。
将来的には、
産業用ロボット
サービスロボット
自動運転
ドローン
医療・福祉ロボット
IoT
など幅広い分野への応用が考えられます。
「ロボットそのものをつくりたい」という人は、情報系学科だけでなくロボティクス学科を比較するとよいでしょう。
情報メディア工学科|IT・プログラミング・映像・音響へ
情報メディア工学科では、
プログラミング
ネットワーク
Web
映像
CG
音響
など、情報技術とメディア技術を幅広く学びます。
大学の受験生向け情報でも、
PC・インターネット
音響
映像技術
などに興味のある高校生向けの分野として紹介されています。
卒業後は、
システムエンジニア
プログラマー
Webエンジニア
ネットワークエンジニア
映像・CG関連
音響関連
などの進路が考えられます。
「パソコンが好き」
「ゲームや映像をきっかけに情報分野へ興味を持った」
という高校生にも注目したい学科です。
データサイエンス学科|AI時代のデータ分析を学ぶ
近年特に注目されているのがデータサイエンス学科です。
データサイエンスでは、
統計学
数学
プログラミング
AI・機械学習
データ分析
などを組み合わせ、大量のデータから意味のある情報を見つけ出します。
例えば、
商品の売上予測。
交通量の分析。
製造設備の故障予測。
顧客行動の分析。
医療データの解析。
AIによる画像認識。
など、活用範囲は非常に広くなっています。
さらに日本工業大学では、特定学科だけでなく、AI・IoTなどのデータ分析を全学生が学べるデータサイエンスプログラムも展開しています。
情報メディアとデータサイエンスの違いは?
この2学科で迷う高校生も多いでしょう。
大まかには、
情報システム・プログラミング・映像・音響などを幅広く学びたい
→ 情報メディア工学科
AI・統計・数学を使ってデータを分析したい
→ データサイエンス学科
と考えると分かりやすくなります。
一方、
機械そのものを動かしたい
→ ロボティクス学科
です。
「情報系だから全部同じ」と考えず、オープンキャンパスで研究室や授業内容まで比較しましょう。
建築学部|建築士・建築技術者を目指す
建築学部には、
建築学科 建築コース
建築学科 生活環境デザインコース
があります。
建築は、
デザイン
構造
材料
施工
環境
設備
など、多くの専門領域が組み合わされた分野です。
卒業後には、
建築設計
施工管理
住宅メーカー
ゼネコン
設備
不動産
など幅広い進路があります。
実際、日本工業大学の就職先には、一条工務店、熊谷組、五洋建設、清水建設、積水ハウス、大成建設、大和ハウス工業など、建設・住宅関連企業が並んでいます。
建築コース|建築設計・構造・施工を学ぶ
建築コースでは、
建築設計
建築構造
建築材料
建築施工
都市計画
建築環境
などを学びます。
建築学科を選ぶ高校生にとって重要なのが建築士資格です。
建築士を目指す場合には、大学で指定科目を履修したうえで、卒業後に国家試験へ挑戦することになります。
そのため大学選びでは、
「建築学科があるか」
だけでなく、
建築士資格につながるカリキュラムになっているか
を確認することが重要です。
生活環境デザインコース|住まい・インテリア・生活空間を学ぶ
生活環境デザインコースでは、建築だけでなく、
住居
インテリア
生活空間
福祉
環境
など、人間の暮らしに近い視点から空間を考えます。
「大規模な建築物より住宅に興味がある」
「インテリアが好き」
「人が暮らしやすい空間を設計したい」
という高校生に向いています。
建築学部を志望する場合は、建築コースと生活環境デザインコースの授業・研究室の違いを確認しておきましょう。
日本工業大学の偏差値は?
河合塾Kei-Netによる2027年度入試の一般選抜ボーダーは、
偏差値35.0〜40.0
共通テスト得点率38〜54%
です。
学部学科ランクでは、
基幹工学部:35.0
先進工学部:35.0〜40.0
建築学部:35.0〜40.0
となっています。
中でも情報メディア工学科・データサイエンス学科は40.0、建築学部の生活環境デザインは40.0が目安として示されています。
ただし、工学部では偏差値だけで大学を判断しないことが重要です。
実験設備。
研究室。
資格。
大学院進学。
企業とのつながり。
就職先。
これらまで比較しましょう。
日本工業大学の2027年度入試
2027年度は、
特別奨学生選抜
総合型選抜
学校推薦型選抜
一般選抜
一般選抜英語外部試験利用
共通テスト利用
3月入試
など、多様な方式が用意されています。
特に総合型選抜には、
課題実践型
体験講義型
活動アピール型
基礎学力型
の4方式があります。
しかも2027年度の総合型選抜はすべて他大学との併願が可能です。
「総合型=専願」と思い込まず、受験戦略に組み込めるか確認しましょう。
総合型選抜「基礎学力型」に注目
2027年度の基礎学力型は、
数学・英語の筆記試験
小論文
調査書等の書類
によって評価され、面接試験はありません。
総合型選抜だからといって、
「学力試験がない」
わけではありません。
工学を学ぶためには数学が重要です。
高校1・2年生から数学の基礎を固めておくことが、総合型・一般選抜の両方につながります。
一般選抜は数学+理科または国語+英語
2027年度一般選抜では、
数学
理科または国語
英語
の3教科で受験します。各教科60分で、調査書も評価の参考になります。
注目したいのは、理科の代わりに国語を選択できることです。
「工学部へ行きたいが、理科がまだ得点源になっていない」
という高校生にも受験方法の選択肢があります。
ただし、入学後の工学では数学・物理・化学などを使用するため、受験で使わないから勉強しなくてよいという意味ではありません。
共通テスト利用入試もある
共通テスト利用では、
数学
英語
理科/国語/情報
の得点を利用します。
大学独自の個別学力試験はありません。
入学検定料は複数学科・コースへ出願しても一律15,000円で、最大7学科・2コースへの出願が可能です。
機械かロボットか。
情報メディアかデータサイエンスか。
建築か生活環境デザインか。
このように複数学科で迷っている受験生にとって利用しやすい方式です。
特別奨学生選抜なら最大442万円
2027年度入試では、特別奨学生選抜も注目です。
特別奨学生選抜の単願・教員志望型・探究成果型では、優秀な成績で特待生に選ばれると、4年間で最大442万円の返還不要の奨学金が給付されます。
工学系私立大学では4年間の学費負担も大きいため、成績上位層は一般的な合格だけでなく、特待生・奨学生合格まで目標にするとよいでしょう。
日本工業大学の学費
大学学則では、学部の学費について、
入学金:20万円
授業料:年間140万円
と定められています。
このほか委託会費や保険料などが必要です。
2026年度一般選抜募集要項では、通常の入学金・授業料に各種会費等を加えた金額が示されており、入試による学費免除制度も用意されています。
工学系ではさらに、
ノートパソコン
教材
製図用品
資格試験
研究活動
などで費用が発生する可能性があります。
4年間の総額を確認したうえで、奨学金制度まで調べておきましょう。
日本工業大学は就職に強い?
日本工業大学を考えるうえで、就職実績は重要なポイントです。
2025年度卒業生の就職希望者に対する就職率は97.4%。
さらに、大学への求人倍率は22.1倍と公表されています。
就職支援では、
学部担当制
個別面談
キャリアコンサルタント
研究室と就職支援課の連携
などを行っています。
2025年度の年間相談件数は5,133件、インターンシップ・キャリア参加率は**65%**でした。
工学系は大学で学んだ専門分野と企業の技術職がつながりやすいことも強みです。
主な就職先はメーカー・鉄道・建設・ITなど
大学が公表している主な就職内定先には、
本田技研工業
東芝
スズキ
SMC
タムロン
東京地下鉄
東日本旅客鉄道
関電工
熊谷組
五洋建設
清水建設
積水ハウス
大成建設
大和ハウス工業
などがあります。
特に、
メーカー
建設
鉄道・インフラ
との親和性が高いことが分かります。
大学全体の就職率だけではなく、自分が志望する学科からどの企業・職種へ就職しているかまで確認することが重要です。
日本工業大学の「実工学」が就職につながる理由
企業が理工系学生に求めるのは、知識だけではありません。
問題を発見する。
設計する。
実験する。
失敗する。
改善する。
チームで完成させる。
こうしたプロセスを経験している学生は、技術職との相性がよくなります。
日本工業大学では、知識と技能を生かして実際の課題へ挑戦するカレッジマイスタープログラムなども展開しています。
「講義を聞いて試験を受ける」だけではなく、自分の手で技術を形にする経験が実工学の大きな意味といえるでしょう。
日本工業大学に向いている人
日本工業大学は、特に次のような高校生に向いています。
- ものづくりが好き
- 自動車・機械に興味がある
- 電気・電子・通信を学びたい
- ロボットをつくりたい
- AIに興味がある
- プログラミングを学びたい
- ITエンジニアになりたい
- 映像・CG・音響に興味がある
- データサイエンスを学びたい
- 化学・環境・新素材に興味がある
- 建築士を目指したい
- 住宅・インテリアを学びたい
- 鉄道・メーカー・建設業界へ就職したい
- 座学だけでなく実験・実習を重視したい
- 埼玉県内で工学系大学を探している
特に、
「工学には興味があるが、まだ専門分野を一つに決め切れていない」
という高校生は、3学部7学科2コースを比較してみる価値があります。
高1・高2から日本工業大学を目指すなら
高校1・2年生では、まず数学を強くすることをおすすめします。
機械。
電気。
ロボット。
AI。
データサイエンス。
建築。
どの分野へ進んでも、数学は工学の共通言語です。
特に、
数学Ⅰ・A
数学Ⅱ・B・C
の基礎をしっかり固めましょう。
さらに志望分野によって、
機械・ロボット・電気
→ 数学+物理
環境生命化学
→ 数学+化学
情報・データサイエンス
→ 数学+情報
建築
→ 数学+物理+デザインへの関心
という形で重点科目を考えるとよいでしょう。
高3から日本工業大学を目指すなら
高校3年生では、まず学科を絞ります。
自動車・機械
→ 機械工学科
電気・電子・通信
→ 電気情報工学科
化学・環境・材料
→ 環境生命化学科
ロボット
→ ロボティクス学科
IT・プログラミング・映像
→ 情報メディア工学科
AI・統計・データ分析
→ データサイエンス学科
建築士・建設
→ 建築コース
住宅・インテリア
→ 生活環境デザインコース
という整理ができます。
そのうえで、
総合型選抜
学校推薦型選抜
一般選抜
共通テスト利用
を組み合わせます。
2027年度は総合型選抜もすべて併願可能なので、年内入試と一般選抜を分断せず、一年間の受験戦略として考えることがポイントです。
オープンキャンパスで確認したいポイント
日本工業大学を志望するなら、オープンキャンパスでは「学科説明を聞くだけ」で終わらせないようにしましょう。
特に確認したいのは、
実験・実習設備
研究室
学生が制作した作品
AI・ロボット関連設備
情報系の研究内容
建築製図・設計環境
資格取得支援
就職先
大学院進学
です。
2026年度の来場型オープンキャンパスは6月・7月・8月などに設定されており、2027年3月にも開催予定です。
工学部は設備によって学習環境が大きく変わるため、できれば実際にキャンパスへ行って確認しましょう。
日本工業大学へのアクセス
埼玉キャンパスへの主なアクセスは、
東武動物公園駅
→ スクールバス約5分・徒歩約14分
新白岡駅
→ スクールバス約12分
です。
オープンキャンパス案内では、大宮駅から新白岡駅まで電車で約17分、北千住駅から東武動物公園駅まで約39分と案内されています。
埼玉県内だけでなく、東京都北東部、千葉県北西部、栃木県、茨城県などからも通学を検討できます。
日本工業大学と他の工業系大学を比較するときのポイント
工学系大学を比較するときは、偏差値だけでは不十分です。
特に確認したいのは、
①自分が学びたい学科があるか
②実験・実習設備が充実しているか
③研究室のテーマに興味を持てるか
④資格取得につながるか
⑤就職先が希望業界と一致するか
です。
例えば同じ「情報系」でも、
プログラミング中心なのか。
AI中心なのか。
データ分析中心なのか。
CG・映像・音響まで扱うのか。
大学によって大きく異なります。
日本工業大学の場合も、情報メディア工学科・データサイエンス学科・ロボティクス学科・電気情報工学科の違いを理解してから志望学科を決めることが重要です。
まとめ|日本工業大学は「実工学」でエンジニアを育てる工学系大学
日本工業大学は、埼玉県宮代町にある私立の工学系大学です。
現在は、
基幹工学部
先進工学部
建築学部
の3学部を設置し、
機械
電気情報
環境生命化学
ロボティクス
情報メディア
データサイエンス
建築
生活環境デザイン
という幅広い分野を学ぶことができます。
2027年度入試の河合塾ボーダーは、
偏差値35.0〜40.0
共通テスト得点率38〜54%
です。
しかし、日本工業大学を考えるときに偏差値以上に注目したいのが、
「実工学」
という教育方針です。
理論を学ぶ。
実験する。
つくる。
動かす。
失敗する。
改善する。
そして社会で使える技術へ発展させる。
この繰り返しによって、エンジニアとして必要な実践力を育てます。
2025年度卒業生の就職希望者に対する就職率は97.4%、求人倍率は22.1倍。メーカー、鉄道、インフラ、建設などを中心に幅広い就職先があります。
これからの社会では、
AI。
ロボット。
自動運転。
IoT。
データサイエンス。
再生可能エネルギー。
スマートシティ。
次世代建築。
など、新しい技術が次々に社会へ導入されていきます。
一方で、どれだけAIが発達しても、
「現実の世界で動くものを設計し、つくり、安全に運用する技術」
は必要です。
日本工業大学は、その技術を座学だけではなく実践を通して身につけたい高校生に適した大学といえるでしょう。
高校1・2年生なら、まず数学を中心に基礎学力を固め、自分が機械・電気・情報・AI・ロボット・化学・建築のどこに興味を持っているのかを探すこと。
高校3年生なら、学科を具体的に決めたうえで、総合型・推薦・一般・共通テスト利用を組み合わせた受験戦略を立てること。
そしてオープンキャンパスでは、
「日本工業大学に合格できるか」だけではなく、「この設備・研究室で4年間、自分がつくりたいものを追究できるか」
という視点で大学を見てみてください。
埼玉県で機械・自動車・電気電子・情報・AI・ロボット・データサイエンス・建築などを学び、将来エンジニアを目指す高校生にとって、日本工業大学は比較しておきたい工学系大学の一つです。

