日本保健医療大学とは?【2026年最新版】

偏差値・看護・理学療法・保健師・養護教諭・入試・学費・国家試験・就職まで徹底解説

日本保健医療大学は、埼玉県幸手市にキャンパスを置く私立の医療系大学です。

現在は保健医療学部に、

看護学科

理学療法学科

を設置し、看護師・理学療法士を中心とする医療専門職を育成しています。大学は「医療を学ぶだけでなく、現場で考え、行動できる力」を育てることを掲げ、看護・リハビリテーションの専門性を基盤に、地域医療やスポーツなど多様な領域で活躍できる人材育成を進めています。

特に特徴的なのが、大学全体の規模が比較的コンパクトで、学生と教員の距離が近いことです。大学公式では学生・教員比率を6:1と紹介し、担任制・アドバイザー制度による少人数支援も行っています。医療系大学では専門科目、実習、国家試験対策を4年間継続する必要があるため、このような学修支援環境は大学選びで重要なポイントになります。

また、2027年度入試向け河合塾Kei-Netでは、日本保健医療大学の一般選抜ボーダーは偏差値37.5(BFを除く)、共通テスト得点率38%。看護学科は一般選抜でBF、理学療法学科は37.5となっています。

「日本保健医療大学の偏差値は?」

「看護師だけでなく保健師も目指せる?」

「理学療法学科ではスポーツ分野も学べる?」

「国家試験や就職はどう?」

「総合型選抜・推薦・一般の違いは?」

こうした疑問を持つ高校生・保護者も多いでしょう。

この記事では、日本保健医療大学の学部・学科、看護、理学療法、2027年度偏差値、国家資格、入試、共通テスト、国家試験、就職、キャンパス、オープンキャンパス、受験対策まで詳しく解説します。


日本保健医療大学とは?

日本保健医療大学は埼玉県幸手市にある医療系大学です。

大学には幸手北キャンパス幸手南キャンパスがあり、大学公式情報では北キャンパスを看護学科、南キャンパスを理学療法学科の拠点として案内しています。北キャンパスの所在地は埼玉県幸手市幸手1961-2です。

現在の中心となる学びは、

学科主に目指す職業
看護学科看護師、保健師など
理学療法学科理学療法士

です。大学公式サイトでも、看護学科を「一人ひとりに寄り添った医療」を提供する専門職、理学療法学科を「歩く・動く・生活する力」を取り戻す支援をする専門職を目指す学科として紹介しています。

大規模総合大学とは異なり、

看護

リハビリテーション

という医療分野に集中していることが、日本保健医療大学の大きな特徴です。


看護学科|患者に寄り添う看護師を目指す

看護学科では、患者さんの身体的・精神的なケア、日常生活援助、退院後の生活支援などについて学びます。

大学は看護学科について、

「一人ひとりに寄り添った医療」

を提供できる専門職育成を目標として掲げています。

看護師は病院で医師の診療を補助するだけの職業ではありません。

患者さんの状態を観察する。

食事や清潔など日常生活を支える。

治療への不安を聞く。

家族へ説明・支援を行う。

退院後の生活を考える。

こうした幅広い役割があります。

高齢化や在宅医療の拡大によって、看護師が活躍する場所も病院だけではなく、訪問看護、介護施設、地域医療などへ広がっています。


看護師だけでなく保健師・養護教諭にも注目

2026年の大学公式情報では、看護学科について保健師・養護教諭の資格取得につながる教育も案内されています。大学公式SNSを掲載する公式ページでは、「学費の追加料金なしで、保健師・養護教諭の資格が取得可能」と紹介されています。

看護師と保健師は、同じ看護系資格でも役割が異なります。

看護師は病院や医療施設などで患者さんの治療・療養を支える仕事が中心です。

一方、保健師は自治体・保健所・企業などで、

健康相談
生活習慣病予防
母子保健
高齢者支援
地域の健康づくり

などに関わります。

また養護教諭は、学校の保健室を中心に児童・生徒の健康管理を担います。

「病院看護師だけでなく、行政や学校にも興味がある」という高校生は、資格取得条件や履修方法をオープンキャンパスで確認するとよいでしょう。


少人数だから実習に参加しやすい

日本保健医療大学では、少人数教育を一つの特徴としています。

大学公式では学生・教員比率を6:1と紹介しており、看護学科の授業についても、少人数だからこそ全員が毎回の授業で実演できる実習環境を強みとして発信しています。

看護学は、教科書を読むだけでは身につきません。

患者さんへの声かけ。

ベッド上での介助。

移動・移乗。

観察。

清潔援助。

在宅看護。

こうした技術を実際に繰り返す必要があります。

そのため、

「1人あたりどの程度実習機器を使えるか」

「教員からどのくらい直接指導を受けられるか」

は重要なチェックポイントです。


理学療法学科|「歩く・動く」を取り戻す専門職へ

理学療法学科では、国家資格である理学療法士を目指します。

大学公式では、

「歩く・動く・生活する」力を取り戻すサポート

を行う専門職として理学療法士を紹介しています。

理学療法士は、病気やけが、加齢などによって身体機能が低下した人に対し、

運動療法
歩行練習
筋力トレーニング
関節可動域訓練
物理療法

などを行います。

対象となるのは、

脳卒中
骨折
整形外科疾患
神経疾患
高齢者
スポーツ障害

など非常に幅広くなります。


理学療法士は「スポーツだけの仕事」ではない

高校生の中には、

「理学療法士=スポーツ選手のリハビリ」

というイメージを持つ人もいるでしょう。

日本保健医療大学ではスポーツ分野も特徴として掲げており、学生主体のスポーツ医学サークルなどを通して、医療資格を持ちながらスポーツ現場で活躍したい学生への学びも行われています。

一方で、理学療法士の仕事はスポーツに限定されません。

高齢者医療。

脳卒中後のリハビリ。

心臓・呼吸器疾患。

整形外科。

訪問リハビリ。

地域介護予防。

などにも関わります。

大学公式でも、心不全患者のフレイルや身体機能低下をテーマとした研究など、高齢者医療・循環器リハビリテーションに関する研究を紹介しています。

「スポーツが好きだから理学療法士」という入口はよいですが、4年間では医学・高齢者・神経・循環器など幅広い領域を学ぶことを理解しておきましょう。


理学療法学科では身体を動かしながら学ぶ

大学公式では、「運動学概論」の授業で、学生がトレーニングやヨガの動作を行いながら、関節運動や筋肉の働きを発表する授業も紹介されています。

理学療法学では、

解剖学
生理学
運動学

が非常に重要です。

筋肉がどこについているか。

関節がどう動くか。

神経がどの筋肉を動かすか。

歩くとき身体はどう動くか。

こうした知識を、実際の身体と結びつけて理解していきます。

「身体の構造や筋肉に興味がある」という高校生には相性のよい分野です。


OSCEなど実技評価にも取り組む

日本保健医療大学では、理学療法学科4年生がPost OSCEに取り組んでいることも紹介されています。

OSCEは、臨床場面を想定して実技能力などを評価する方法です。

理学療法士は国家試験で知識を問われるだけでなく、実際の患者さんを評価し、治療計画を立て、安全に介入する力が必要です。

そのため、

知識

だけでなく、

臨床実践力

まで育てることが重要になります。


看護と理学療法の違いは?

日本保健医療大学を検討している高校生の中には、

「看護学科と理学療法学科のどちらにするか迷っている」

という人もいるでしょう。

簡単に整理すると、

看護師
→ 患者さんの治療・療養生活全体を支える

理学療法士
→ 主に身体機能・基本動作の回復を支える

という違いがあります。

例えば交通事故で足を骨折した患者さんの場合、

看護師は痛み・傷・点滴・食事・生活・心理面など幅広く支援します。

理学療法士は筋力や関節の状態を評価し、歩行練習などを行います。

どちらも患者さんを支える医療職ですが、関わり方が異なります。


日本保健医療大学の偏差値は?

河合塾Kei-Netによる2027年度入試の日本保健医療大学一般選抜ボーダーは、

偏差値37.5(BFを除く)

共通テスト得点率38%

です。

学科別では、

学科一般選抜ボーダー偏差値共通テスト得点率
看護学科BF38%
理学療法学科37.538%

となっています。

なお高1・高2向けの学部学科ランクでは、

看護学科:BF
理学療法学科:35.0

です。


BFとは?「誰でも入れる」という意味ではない

BFは「ボーダーフリー」の略で、河合塾が合格可能性50%となる明確な偏差値ラインを設定できない場合に表示されます。河合塾自身も、ボーダーラインはあくまで入試難易度の目安であり、大学の教育内容や社会的位置づけを表すものではないと説明しています。

特に医療系大学では、

入試偏差値

入学後の学習難易度

を分けて考える必要があります。

大学入学後には、

解剖学
生理学
薬理学
病理学
運動学
専門技術
臨地・臨床実習
国家試験対策

などが続きます。

「入れるか」だけではなく、**「4年間学び続け、国家資格まで到達できるか」**を考えて大学を選ぶことが重要です。


国家試験合格率・就職率は90%以上を掲げる

日本保健医療大学は2026年時点の公式サイトで、

国家試験合格率90%以上

就職率90%以上

と紹介しています。

医療系大学の場合、就職活動は一般企業への就職とは少し異なります。

看護師なら、

病院
クリニック
訪問看護
福祉施設

など。

理学療法士なら、

病院
リハビリテーション病院
整形外科
介護老人保健施設
訪問リハビリ
スポーツ関連

などが主な進路になります。

医療資格は職業と直接結びついているため、大学選びでは国家試験合格率とあわせて、どの医療機関・施設へ就職しているかも確認するとよいでしょう。


国家試験対策は4年生だけのものではない

看護師国家試験も理学療法士国家試験も、大学4年間で学んだ内容が広く出題されます。

そのため、

「4年生になってから国家試験勉強を始める」

のでは不十分です。

1年次の解剖学・生理学。

2年次の専門科目。

3年次の実習。

これらすべてが国家試験につながります。

日本保健医療大学でも、理学療法学科の4年生が国家試験合格へ向けてOSCEなどに取り組んでいる様子を公表しています。


2027年度入試|多様な選抜方式を用意

日本保健医療大学では、

総合型選抜(高大接続型)

総合型選抜(自己推薦型)

学校推薦型選抜(指定校・公募制)

一般選抜(1科目選択型)

一般選抜(大学入学共通テスト利用型)

など複数の入試方式を設けています。

医療系大学の場合は、学力だけでなく、

志望理由
医療職への理解
コミュニケーション力
面接

なども重要になります。


一般選抜は「1科目選択型」

大学公式の入試案内では、一般選抜に1科目選択型を設定しています。

これは、

「得意科目を生かして受験したい」

という高校生には確認しておきたい方式です。

ただし、受験科目が少ないからといって入学後も学ぶ科目が少ないわけではありません。

看護・理学療法では、

生物
化学
数学的思考
国語力
英語

などさまざまな基礎力が必要になります。


総合型・推薦では面接対策が重要

日本保健医療大学は2026年度、高校3年生向けの入試直前アシストセミナーを開催し、面接室の見学、過去の質問内容、過去問演習などの支援を行っています。

これは医療系大学の受験では非常に重要です。

面接で、

「人を助けたいから看護師になりたい」

だけでは十分とはいえません。

なぜ看護師なのか。

なぜ理学療法士なのか。

どんな患者さんを支えたいのか。

高校時代にその仕事をどう調べたのか。

まで具体的に説明できるようにしておきましょう。


志望理由は「職業理解」から作る

例えば看護学科を志望するなら、

「看護師は人を助ける仕事だから」

だけではなく、

「患者さんの治療だけでなく、退院後の生活まで考えて支援できる看護師になりたい」

と考える。

理学療法学科なら、

「スポーツ分野だけでなく、高齢者や脳卒中後の患者さんの歩行・生活機能回復にも関われる理学療法士になりたい」

とする。

このように、職業の仕事内容を理解したうえで自分の将来像を作ることが重要です。


2つのキャンパスを確認しよう

日本保健医療大学は幸手市内に、

幸手北キャンパス

幸手南キャンパス

があります。

公式サイトでは北キャンパスを看護学科、南キャンパスを理学療法学科の拠点として案内しています。

オープンキャンパスなどでは開催場所が異なる場合があり、2026年度のイベント案内でもオープンキャンパスは北キャンパス、大学説明会は南キャンパスとして実施されています。

出かける際には会場を必ず確認してください。


幸手駅から無料送迎もある

2026年度オープンキャンパスでは、幸手駅東口から無料送迎を運行しています。北キャンパスのオープンキャンパスや南キャンパスでの大学説明会それぞれに送迎便が設定されています。

実際に進学すると4年間通学することになるため、

自宅から幸手駅まで。

幸手駅からキャンパスまで。

授業開始時間。

実習時の移動。

まで含めて通学を確認するとよいでしょう。


オープンキャンパスで見るべきポイント

日本保健医療大学のオープンキャンパスでは、大学・学科・入試説明、キャンパスツアー、実習室体験、個別相談、在学生との交流などが実施されています。

医療系大学を比較するときには、特に次の点を確認することが重要です。

実習設備を学生1人あたりどの程度使えるか、臨床・臨地実習先、国家試験対策、国家試験不合格者へのサポート、看護学科の保健師・養護教諭課程、理学療法学科のスポーツ・高齢者・地域リハビリの学び、就職先、教員への質問のしやすさ。

パンフレットだけでは分からないため、実際の学生や教員へ質問する価値があります。


日本保健医療大学に向いている人

日本保健医療大学は、看護師になりたい人、保健師・養護教諭にも興味がある人、理学療法士を目指したい人、筋肉や身体の動きに興味がある人、スポーツリハビリを学びたい人、高齢者リハビリや地域医療に関わりたい人、少人数の医療系大学で学びたい人、教員との距離が近い環境を希望する人に向いています。

特に、

「医療系の専門職を目指したいが、大規模大学より少人数で支援を受けながら学びたい」

という高校生は比較してみる価値があります。大学公式でも少人数環境、学生教員比率6:1、国家試験合格率・就職率90%以上を特徴として掲げています。


高1・高2から日本保健医療大学を目指すなら

高校1・2年生では、まず学校の授業を大切にしてください。

看護・理学療法ともに、大学入学後は人体について専門的に学びます。

特に、

生物

は重要です。

細胞。

筋肉。

骨。

神経。

心臓。

呼吸。

こうした高校生物の内容が、大学で学ぶ解剖学・生理学へつながります。

さらに総合型・推薦を利用する可能性を考えるなら、定期テストを安定させ、学校活動・ボランティア・医療職調べなどにも取り組むとよいでしょう。


高3から日本保健医療大学を目指すなら

高校3年生は最初に、

看護師なのか、理学療法士なのか

を明確にしましょう。

看護師なら、

「病院のどの領域に興味があるのか」

「保健師・学校保健にも興味があるのか」

を考えます。

理学療法士なら、

「整形外科なのか」

「スポーツなのか」

「脳神経なのか」

「高齢者・地域リハビリなのか」

を調べます。

そのうえで、

総合型
学校推薦型
一般
共通テスト利用

のどの入試方式を利用するか決めましょう。

一般選抜では河合塾2027年度ボーダーとして、理学療法学科37.5、看護学科BF、共通テスト利用は両学科38%が一つの目安です。


偏差値より「国家資格まで続けられるか」を考える

日本保健医療大学のような医療系大学では、大学入試をゴールにしてはいけません。

進路は、

大学合格

専門科目

学内実習

病院・施設などでの実習

卒業

国家試験

医療専門職として就職

と続きます。

つまり、

「合格できそうだから」

だけではなく、

「看護師・理学療法士として本当に働きたいか」

を考えてください。

国家資格職は、大学4年間の努力が職業へ直結しやすい一方、実習や国家試験まで継続する覚悟も必要です。


まとめ|日本保健医療大学は看護師・理学療法士を少人数環境で目指せる医療系大学

日本保健医療大学は、埼玉県幸手市にある医療系私立大学です。

現在は保健医療学部で、

看護学科

理学療法学科

を展開しています。

看護学科では、患者さんの身体面・心理面・生活面まで含めて支えられる看護師を育成し、大学は保健師・養護教諭につながる学びも紹介しています。

理学療法学科では、

「歩く・動く・生活する」

力を取り戻す理学療法士を育成し、スポーツだけでなく、高齢者医療や地域・循環器リハビリテーションなどにも学びを広げています。

2027年度入試向け河合塾ボーダーは、

大学全体:偏差値37.5(BFを除く)

共通テスト得点率38%

です。

学科別では、

看護学科:BF・共通テスト38%

理学療法学科:偏差値37.5・共通テスト38%

となっています。

さらに大学公式では、

学生教員比率6:1

国家試験合格率90%以上

就職率90%以上

を特徴として掲げています。

しかし、日本保健医療大学を選ぶときに最も重要なのは偏差値ではありません。

患者さんの近くで療養生活を支えたい。

地域の健康を保健師として守りたい。

学校で子どもの健康に関わりたい。

患者さんがもう一度歩けるようになる過程を支えたい。

スポーツ選手の身体を支えたい。

高齢者が自分らしく生活できる身体機能を守りたい。

こうした**「医療の中で自分はどの役割を担いたいのか」**を考えることが重要です。

高校1・2年生なら、生物を中心に英語・数学などの基礎学力を固め、医療職について調べること。

高校3年生なら、看護師・理学療法士という職業を具体的に理解したうえで、総合型・推薦・一般・共通テスト利用から自分に合った方式を選ぶこと。

そしてオープンキャンパスでは、

「日本保健医療大学に合格できるか」だけではなく、「この少人数環境で4年間学び、国家資格を取得して、本当にその医療職として働きたいと思えるか」

という視点で大学を確認してみてください。

埼玉県東部で看護師・保健師・理学療法士などを目指し、少人数の医療系大学を探している高校生にとって、日本保健医療大学は比較しておきたい大学の一つです。