高校と何が違うのか?
大学とはどんな場所なのだろうか。
まず高校とは何が違うのかを理解しましょう!
まず違うのは、時間割。決められた必要授業数(単位)をとれば、卒業資格を得られるということです。
小学生~高校生の「クラス」という概念がなく、自分の履修した授業科目の教室に行くということなのです。
授業の形式は、同じ科目でも先生によって教科書は違うし、授業の進め方も大人数での講義形式、小人数での演習やゼミなどさまざまです。
授業は、午前に1・2限、午後に3・4・5限があるけど、1コマ90分で長いです。
与えられた問題の解決を学んでいくのが高校。
自分で課題を見つけ、それを調査や実験をして解決していくのが大学。
大学生活の違い
大学の授業以外にも大学生活においては高校とは違う規模の大きいイベントや、さまざまな活動が行われている。
積極的に参加すれば、充実したキャンパスライフになるだろう。
部活(クラブ)・サークル活動
大学でのクラブ・サークル活動は、高校までとは数や種類も規模やレベルも大きく変わる。
スポーツ、文化系、国際交流、ボランティアなど多種多様。
スポーツも体育会で本格的にやりたい人が集まるクラブから気軽に楽しみたい人が集まるサークルまでさまざまです。
自分でサークル団体を作れる大学もあります。
就職は?
大学卒業後の進路として、多くの学生が選択する就職。
大学では、1年次からゼミやガイダンスなどを行い、学生の就職に対する意識を高めている。
学年が進むにつれて、業界・企業研究、面接対策、インターンシップなど就活が本格的に忙しくなっていく。
学園祭は?
大学祭(学園祭)も大きくスケールアップ。
大学によって規模や内容は異なるが、秋(10〜11月)に行われることが多い。
飲食屋台などの模擬店、演劇、ダンス、音楽ライブなどのほか、著名人や研究者を招いての講演会、学生の研究や芸術作品などの発表、ミスター・ミスコンテスト、芸能人やプロのミュージシャンのライブなどバラエティに富んでいる。
海外留学も?
留学は、自分が習得した言語を現地で試す貴重な機会。
国際系学部、外国語学部などでは在学中の海外留学を必修としているところもある。
留学先で取得した単位は、日本の大学の卒業単位として認められるケースもある。
2023年2月現在 日本の大学 793校
・私立大学 590校
・公立大学 95校
・国立大学 82校
・専門職大学 19校
・文科省所管外の大学校 7校
※私立大学のうち6校は通信制のみの大学。そのなかに、放送大学を含む。
※専門職大学は公立・私立を合わせた数。
※文科省所管外の大学校は、学士の学位が取れる大学校(防衛医科大学校、気象大学校、国立看護大学校、職業能力開発総合大学校、防衛大学校、海上保安大学校、水産大学校)
大学とはどんな場所か、何をするか?
次に、大学で学びたいことや実現したいことは何だろう。
以下の4つの観点から気になる特徴をとらえることも、目標づくりのきっかけとなるかもしれない。
「交流」の場
大学では、「背景の異なる多数の人びとが出会う場」。
それまで同じ地域の同い年が集まっていた高校と異なり、全国から学生が集まり、また海外からの留学生や社会人学生なども大学には集まっている。
さまざまな人との新しい出会いがあるコミュニケーションの場であることも大学の特徴。
「職業人養成」の場
大学では、授業や実習を通してさまざまな資格を取得することができる。
なかでも、教育や医療、福祉などの現場で専門知識や技術を発揮するスペシャリストを養成することもまた、大学の重要な役割。
「教育」の場
高校までの間に教えられる各教科・科目の内容は、現代までに「正しい」「間違いない」と認められた事実のみ。
大学では、現在進行形で研究中の内容、あるいはまだ世の中に知られていない最新の知識や技術を知り、身につけることができる。
知識や技術を手に入れようと主体的に動くことで、どこまでも深い世界に入っていけるのが大学の学問。
「研究」の場
現時点では誰も知らない、世の中のさまざまな謎を解明したり、困難な課題を解決する方法や技術を世界で初めて編み出すための「研究」も、大学が社会の中で果たす大きな役割の一つ。
民間企業とは異なり、誰かの役に立つか立たないかに関わらず「未知なるもの」を解き明かすためだけの研究は、大学でしかできない営みの一つ。