正負の数・文字式・方程式」解き方完全解説
中学1年生の最初の定期テストは、
今後の数学の土台になる非常に重要なテストです。
特に、
- 正負の数
- 文字式
- 方程式
は、高校入試までずっと使います。
ここで苦手になると、
後からかなり大変になります。
逆に、
「なぜそうなるのか」
を理解すると、
数学がかなり楽になります。
① 正負の数
まず理解すること
中学数学では、
- +(プラス)
- −(マイナス)
を扱います。
例:
- +5
- −3
これは、
- 気温
- 借金
- エレベーター
- 海抜
などでも使われています。
正負の数で最重要
「符号」を先に見る
これが超重要です。
加法(足し算)
パターン① 符号が同じ
例
(+3)+(+5)
同じ符号なので、3+5=8
答え+8
例
(−2)+(−7)
同じマイナスなので、2+7=9
答え−9
パターン② 符号が違う
大きい数字から小さい数字を引く
例
(+8)+(−3)8−3=5
大きい数字は+8なので、
答え+5
例
(−10)+(+4)10−4=6
大きい数字は−10なので、
答え−6
減法(引き算)
「−を+に変える」
これが基本です。
例
5−(−3)
「−(−3)」を「+3」に変える。5+3=8
例
−2−(+5)−2+(−5)=−7
正負の数のコツ
「引き算を足し算に変える」
これを徹底してください。
乗法(かけ算)
超重要ルール
| 符号 | 結果 |
|---|---|
| +×+ | + |
| −×− | + |
| +×− | − |
| −×+ | − |
例
(−3)×(−4)
マイナス×マイナスなので、=+12
例
(−5)×(+2)
マイナス×プラスなので、=−10
② 文字式
文字式とは?
数字の代わりに、
- x
- y
- a
などを使います。
例
x+3
「何かの数+3」
という意味です。
文字式のルール
① ×を省略する
例
3×x
↓3x
② 数字を前に書く
NG
x3
正しい
3x
同類項をまとめる
「同じ文字」は足し引きできる
例
3x+5x=(3+5)x=8x
例
7a−2a=5a
注意
文字が違うと足せない
例
3x+2y
これはそのまま。=3x+2y
分配法則
カッコを外す
例
3(x+2)
3を両方にかける。=3x+6
例
−2(x−4)=−2x+8
マイナスを忘れやすいので注意。
③ 方程式
方程式とは?
「=を使った式」です。
例
x+3=10
これは、
「xに何を入れると10になる?」
という問題です。
方程式の基本
「=のバランス」を保つ
天秤をイメージしてください。
解き方
① xだけ残す
例
x+5=12
+5を消したい。
反対側へ移項する。x=12−5x=7
マイナスがある場合
例
x−4=9
−4を消すため、
+4する。x=9+4x=13
係数がある場合
xの前の数字を消す
例
3x=18
3を消したい。x=18÷3x=6
少し難しい問題
例
2x+3=11
まず+3を消す。2x=8
次に2を消す。x=4
方程式の超重要ポイント
「逆の計算」を使う
| 元の計算 | 消す方法 |
|---|---|
| +3 | −3 |
| −5 | +5 |
| ×2 | ÷2 |
| ÷4 | ×4 |
ミスしやすいポイント
① 符号ミス
特に、−(−3)
は、+3
になる。
② 分配法則のマイナス
−2(x−3)
↓−2x+6
③ 移項で符号変更を忘れる
x+5=9
↓x=9−5
定期テストで点数を取るコツ
① 計算途中を書く
途中式を書かないと、
- 符号ミス
- 計算ミス
が増えます。
② 見直しは「符号確認」
特に、
- +
- −
を重点的に見る。
③ ワークを3周する
おすすめ。
1周目
理解
2周目
自力で解く
3周目
時間を測る
④ 「なぜそうなるか」を理解する
暗記だけでは、
すぐ忘れます。
例えば、−(−3)=+3
も、
「マイナスを引く=反対向き」
と理解すると覚えやすいです。
最後に
中1最初の数学は、
「数学センス」
ではなく、
- 丁寧さ
- 符号確認
- 途中式
でかなり点数が変わります。
特に最初の定期テストは、
今後の「数学への自信」に直結します。
焦らず、
- 基本問題を完璧にする
- ミスを減らす
- 解き方を説明できるようにする
ことを意識してください。
