出題傾向・難易度・教科別対策から合格するための勉強法まで詳しく紹介
兵庫県神戸市にある六甲学院中学校は、関西を代表する男子進学校の一つとして高い人気を誇る中高一貫校です。毎年、東京大学・京都大学・大阪大学・神戸大学・国公立医学部医学科などへ多くの合格者を輩出しており、難関大学への進学実績でも高い評価を受けています。
しかし、六甲学院中学校の入試は単純に難しい問題を解ける受験生を選抜する試験ではありません。
学校が求めているのは、
- 基礎学力
- 思考力
- 読解力
- 表現力
- 粘り強さ
- 論理的に説明する力
を兼ね備えた受験生です。
特に六甲学院では、「答えだけではなく、考え方や途中過程を大切にする」という教育方針が入試にも色濃く反映されています。
この記事では、2026年度入試の出題傾向をもとに、六甲学院中学校の各教科の特徴や、合格するための具体的な学習法を3000文字以上で詳しく解説します。
六甲学院中学校とは?
六甲学院中学校は、神戸市灘区にあるカトリック系の男子校です。
中学校と高校が同じキャンパスで6年間を過ごし、学年を越えた交流も盛んです。
学校では、
- 主体性
- リーダーシップ
- 協調性
- 人間性
を大切にし、生徒が自ら考え、行動できる人物へ成長することを目指しています。
体育祭「総行進」や文化祭など、生徒主体で運営される学校行事も多く、学力だけでなく人間的な成長も重視している学校です。
学校からも
「基本的な問題を取りこぼさないこと」
「考えた道筋をきちんと示すこと」
が重要であると示されています。
2026年度 入試概要
入試日
1月17日
合格発表
1月18日
試験時間・配点
- 算数 60分(120点)
- 国語 60分(120点)
- 理科 50分(80点)
※社会は実施されません。
合計320点満点となり、算数・国語の配点が非常に高いことが特徴です。
六甲学院中学校が求める受験生
六甲学院の問題を見ると、
学校が求めているのは
「考え方を論理的に説明できる受験生」
です。
単なる暗記ではなく、
- 思考力
- 表現力
- 説明力
を重視しています。
算数の出題傾向と対策
基礎から応用まで幅広く出題
例年、
基本問題から応用問題まで
幅広い単元から出題されます。
特殊な問題ばかりではなく、
基本事項を確実に理解しているか
が問われます。
考え方を書く問題
六甲学院最大の特徴は、
考え方を書く問題
です。
1枚目には答えだけを書く問題、
2枚目には
式
図
考え方
を書く問題が出題されます。
説明力
答えが合っていても、
説明がなければ十分な評価にならない場合があります。
逆に、
途中の考え方が正しく書かれていれば
部分点が与えられることもあります。
基礎を徹底
学校からも
まずは
計算力
基礎事項
をしっかり身につけることが重要とされています。
算数対策
おすすめは
- 毎日の計算
- 図形
- 特殊算
- 途中式を書く練習
- 過去問演習
です。
国語の出題傾向と対策
国語では、
読解力と記述力
が非常に重視されています。
幅広い文章
例年、
- 評論
- 随筆
- 小説
など、
ジャンルを偏らせず出題されます。
記述問題
本文全体の趣旨を問う問題が多く、
抜き出しだけではなく、
自分の言葉でまとめる力
が必要になります。
正確な日本語
長文を書く際には、
- 「て・に・を・は」
- 主語と述語
の対応まで丁寧に確認しましょう。
漢字
漢字の書き取りも例年出題されています。
語彙力を高めることが重要です。
粘り強く読む
学校からも、
国語では
「粘り強さ」
を見ているとされています。
長文を最後まで丁寧に読む習慣をつけましょう。
国語対策
おすすめは
- 漢字
- 長文読解
- 記述添削
- 要約
- 読書
です。
理科の出題傾向と対策
理科では、
- 物理
- 化学
- 生物
- 地学
の4分野がまんべんなく出題されます。
基礎知識
各分野の基本事項は
確実に理解しておきましょう。
計算問題
計算問題では、
途中式まで丁寧に書く習慣を身につけることが重要です。
作図問題
学校からも
作図は
とにかく丁寧に
取り組むよう示されています。
線のずれや、
点の位置も採点対象になります。
問題文を読む力
理科でも、
問題文を最後まで読むこと
が重要です。
条件を読み飛ばしてしまうと、
失点につながります。
理科対策
おすすめは
- 教科書
- 理科資料集
- 実験問題
- 作図
- 計算問題
です。
六甲学院で求められる力
六甲学院中学校では、
「考え方を説明する力」
が全教科で重視されています。
算数では途中式、
国語では記述、
理科では説明問題や作図など、
どの教科でも
「どう考えたか」
が評価されます。
合格する受験生に共通する特徴
六甲学院の合格者には、
共通点があります。
第一に、
基本問題で失点しないこと。
学校からも
「基本問題を取りこぼさない」
ことが重要とされています。
第二に、
途中式を書く習慣
があります。
答えだけではなく、
考え方を書くことに慣れています。
第三に、
粘り強く考える力
があります。
難問でも途中で諦めず、
部分点を狙う姿勢が身についています。
効果的な学習スケジュール
小学5年生まで
- 計算を毎日行う
- 漢字を毎日練習する
- 基礎問題を徹底する
- 読書習慣を身につける
小学6年前半
- 応用問題を増やす
- 記述問題を始める
- 作図問題を練習する
夏休み以降
- 過去問演習
- 時間配分を意識する
- 記述添削
- 苦手単元克服
を中心に進めましょう。
六甲学院中学校合格へのポイント
六甲学院中学校では、
算数・国語・理科の3教科を通じて、
知識だけではなく、
思考力・説明力・表現力
を総合的に評価しています。
学校が何度も伝えているように、
「基本問題を落とさないこと」
が最も重要です。
そのうえで、
考え方を書く習慣
説明する習慣
を身につけることで、
合格へ大きく近づきます。
学校からのメッセージから読み取れること
学校からは、「中学生と高校生が同じ校舎で学び、先輩の姿を身近に感じながら主体性やリーダーシップを育てる」という教育方針が示されています。
また、「総行進」や文化祭など、生徒主体で取り組む伝統行事を通じて、学力だけではない人間的な成長を大切にしています。
入試においても、「基本的な問題を確実に解くこと」「考えた道筋をきちんと示すこと」が重要であると学校は明確に伝えています。これは入学後の学びにもつながる姿勢であり、日頃から答えだけでなく「なぜそう考えたのか」を説明する学習を積み重ねることが大切です。
まとめ
六甲学院中学校は、関西を代表する男子進学校として、高い進学実績と豊かな人間教育を兼ね備えた中高一貫校です。
入試では、算数・国語・理科の3教科を通して、基礎学力だけではなく、思考力・読解力・記述力・説明力・粘り強さを総合的に評価します。
特に算数では途中式や考え方、国語では論理的な記述、理科では丁寧な作図や実験・計算問題への対応力が重要になります。
合格への近道は、難問ばかりを追いかけることではありません。基本事項を徹底し、考えた過程を相手に伝える練習を積み重ねることが何より大切です。過去問演習と丁寧な復習を繰り返し、自信を持って本番に臨みましょう。

