学部・偏差値・入試・就職・留学・学費・アクセスまで
「北海商科大学はどんな大学?」
「商学部では何を学べる?」
「観光や国際ビジネスに興味があるけれど、自分に合っている?」
「北海学園大学とは何が違う?」
「就職先や留学制度について詳しく知りたい」
北海道・札幌エリアで大学進学を考えている高校生や保護者の中には、このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
北海商科大学は、北海道札幌市豊平区にキャンパスを置く私立大学です。商学部に商学科・観光産業学科を設置し、ビジネス、流通、金融、マーケティング、観光、地域振興、語学、国際交流などを横断的に学べることが大きな特色です。大学は「アジアの時代にアジアを学ぶ」を教育目標として掲げています。
さらに、地下鉄東豊線「学園前」駅に直結しており、札幌市内での通学利便性が高い点も見逃せません。
この記事では、北海商科大学の学部・学科、特徴、入試、難易度、留学、就職、学費、アクセス、向いている人まで、大学選びに必要な情報を詳しく解説します。
北海商科大学とは?
北海商科大学は、北海道札幌市豊平区豊平6条6丁目に位置する私立大学です。
2026年4月1日時点の学部在籍学生数は753人で、入学定員は商学科120人、観光産業学科60人の合計180人です。大規模総合大学とは異なり、商学・観光・国際交流という専門領域を中心に教育を展開しています。
北海商科大学の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大学名 | 北海商科大学 |
| 英語表記 | Hokkai School of Commerce |
| 所在地 | 北海道札幌市豊平区豊平6条6丁目10番 |
| 大学の種類 | 私立大学 |
| 学部 | 商学部 |
| 学科 | 商学科・観光産業学科 |
| 教育目標 | アジアの時代にアジアを学ぶ |
| 最寄り駅 | 地下鉄東豊線「学園前」駅 |
| 主な学問分野 | 商学・経営・マーケティング・流通・金融・観光・地域振興・国際ビジネス・語学など |
大学の大きな特徴は、単に「経営学だけ」「観光学だけ」を学ぶのではなく、ビジネスと国際交流、語学、観光を組み合わせて学べることです。
北海商科大学の特徴
1.商学を中心にビジネスを幅広く学べる
北海商科大学の中心となる学問が「商学」です。
商学とは、商品やサービスが生産され、流通し、消費者に届くまでの仕組みや、その過程で生まれるビジネスについて研究する学問です。
北海商科大学の商学科では、
- マーケティング
- 流通
- 金融
- 貿易
- 企業経営
- 会計
などを通して、「人・モノ・金・情報」の流れからビジネスを総合的に理解していきます。
「まだ将来の職種までは決めていないけれど、企業やビジネスについて幅広く勉強したい」という高校生にとって選択肢になりやすい大学といえるでしょう。
2.観光を「産業」として学べる
北海商科大学には、観光産業学科があります。
ここで重要なのは、学科名が単なる「観光学科」ではなく「観光産業学科」であることです。
大学では観光を旅行会社やホテルだけに限定せず、人が移動することで発生する経済活動や社会的効果まで広く研究対象としています。
旅行、宿泊、飲食、交通、地域振興だけでなく、MICEなどのビジネス活動も含めて考えるのが特徴です。
北海道は国内有数の観光地域です。
札幌、小樽、函館、ニセコ、富良野、知床など世界的にも知られる観光資源を持ち、インバウンド需要との関係も深い地域です。
その北海道・札幌で観光とビジネスを学べることは、北海商科大学ならではの魅力の一つと考えられます。
北海商科大学の商学部・学科
北海商科大学の学部は商学部1学部で、2026年度時点では次の2学科があります。
商学科
商学科では、ビジネス全体を総合的に学びます。
例えばスーパーやコンビニで一つの商品を購入する場合でも、その背景には、
「どんな商品なら売れるのか」
というマーケティングがあり、
「どこで製造して、どのように店舗まで運ぶのか」
という物流があり、
「企業のお金をどのように管理するのか」
という会計・金融があります。
さらに海外から商品を仕入れるのであれば、貿易や外国語、異文化理解も必要です。
北海商科大学では、こうしたビジネスを構成するさまざまな要素を総合的に学んでいきます。
商学科がおすすめの人
商学科は、
「企業で働きたい」「マーケティングに興味がある」「金融業界を目指したい」「商品企画をしてみたい」「国際ビジネスに興味がある」
という高校生と相性のよい学科です。
観光産業学科
観光産業学科では、商学を基盤としながら観光をビジネスの視点から研究します。
観光客が地域を訪れると、ホテルだけが利益を得るわけではありません。
交通機関、飲食店、小売店、レジャー施設、自治体など、非常に多くの組織や産業に経済効果が波及します。
そのため観光産業学科では、観光そのものだけでなく、行政、地理、地域振興など複数分野から観光を考えます。
観光産業学科がおすすめの人
「旅行が好き」というだけでなく、
観光ビジネス、ホテル、航空、地域活性化、インバウンド、国際交流、北海道の観光振興
などに興味がある人に注目してほしい学科です。
入学後に学科を決められる「2年次学科選択制」
北海商科大学を志望するうえで知っておきたい特徴の一つが、2年次学科選択制です。
入試では商学科・観光産業学科ごとではなく、原則として「商学部」として募集されます。
そして1年次から2年次前期までは学科に所属せず、大学で学びながら自分の興味や将来について考え、その後に商学科または観光産業学科を選択します。
高校3年生の段階で、
「商学と観光のどちらが自分に合うか決めきれない」
という人にとっては大きなメリットでしょう。
実際に大学の授業を受けたうえで専門分野を選択できるからです。
北海商科大学は語学・国際交流にも強い
北海商科大学を調べる際、ぜひ注目したいのが語学教育と海外留学です。
大学では英語・韓国語・中国語の語学プログラムを用意し、海外協定校との交流も進めています。
協定校には、
- 中国・煙台大学
- 中国・山東大学(威海)
- 韓国・大田大学校
- カナダ・レスブリッジ大学
などがあります。
中国・韓国への短期派遣では、約5か月間現地で学ぶ制度が設けられています。
海外語学留学プログラムは正規授業として位置づけられており、大学の説明によると、帰国後には海外中国語・海外韓国語などの単位認定も行われます。
2024年度の海外協定校への派遣学生数は合計26人でした。
「大学に入ったら留学したい」
「韓国語や中国語を本格的に勉強したい」
「将来は海外と関わる仕事がしたい」
という人は、留学制度まで含めて比較すると北海商科大学の特徴がより分かりやすくなります。
北海商科大学の偏差値・難易度は?
大学選びでは「北海商科大学の偏差値はどのくらい?」と検索する人も多いでしょう。
ただし、偏差値は模試会社や入試方式、年度によって変化するため、一つの数字だけで合否を判断するのはおすすめできません。
特に北海商科大学では、
一般選抜
大学入学共通テスト利用選抜
総合型選抜
学校推薦型選抜
など複数の受験方式があります。
したがって受験戦略では「大学の偏差値」だけを見るのではなく、自分が利用する入試方式の科目・配点・過去の入試データを確認することが重要です。
2027年度の北海商科大学入試
2027年度入試では、主に次の選抜が予定されています。
一般選抜
- 3教科型
- 2教科型
大学入学共通テスト利用選抜
- Ⅰ期
- Ⅱ期
総合型選抜
- Ⅰ期
- Ⅱ期
学校推薦型選抜
- 指定校制
- 公募制
- 併設校
などです。
一般選抜は2027年2月8日に試験、合格発表は2月17日。総合型選抜Ⅰ期は2026年10月25日に試験が予定されています。
共通テスト利用選抜では本学独自の個別試験を課さない方式があります。
受験生は「一般選抜だけ」と最初から決めるのではなく、総合型・推薦・共通テスト利用まで含め、自分の得意分野を活かせる方式を検討するとよいでしょう。
※入試制度は変更される可能性があるため、出願時には必ず最新の入学者選抜要項を確認してください。
北海商科大学の就職先は?
北海商科大学では、商学部で学ぶ内容を活かし、幅広い業界への就職実績があります。
大学が公表している主な就職先には、北海道旅客鉄道、日本郵便、イオン北海道、ニトリ、北洋銀行、北海道銀行、ANA新千歳空港、JALスカイ札幌などが含まれています。
さらに札幌市消防、警視庁、自治体、農業協同組合など、公務・各種団体への進路もあります。
特に注目したいのは、観光産業学科の学びと関連性の高い、
旅行・ホテル・航空・交通
といった業界への進路が確認できることです。
一方、商学科で学ぶ金融・流通・マーケティングなどを活かし、
銀行・信用金庫・小売・不動産・メーカー・情報通信
なども進路候補になります。
「商学部=銀行や商社」という狭いイメージではなく、幅広い業界への就職を考えられる学部と理解するとよいでしょう。
資格取得や教員免許を目指すこともできる
北海商科大学には教職課程も設けられています。
大学の教職課程では、商学科・観光産業学科の専門性や異文化コミュニケーション能力を活かした教員養成を行っており、公民や商業に関する科目がカリキュラムに組み込まれています。
一般企業への就職だけでなく、教育分野に興味がある人も履修制度を確認しておくとよいでしょう。
北海商科大学の学費
大学選びでは4年間に必要となる費用も重要です。
大学が公表している令和7年度入学生の学費では、商学部の年間納付金は新入生が1,207,000円、2年次以降が年間1,023,000円となっています。
4年間の納付金合計は4,276,000円です。
このほか、生活費、教材費、資格試験費、留学費用、交通費などが必要になる可能性があります。
特に北海道外から札幌へ進学する場合は、
学費+家賃+食費+光熱費+交通費
まで含めて大学4年間の費用を考えておくことが大切です。
北海商科大学のアクセス
北海商科大学の大きな魅力の一つが交通アクセスです。
キャンパスは、
地下鉄東豊線「学園前」駅4番出入口直結
となっています。
さらに、
- 地下鉄東西線「菊水」駅から徒歩12分
- 地下鉄南北線「中島公園」駅から徒歩15分
- 地下鉄南北線「平岸」駅から徒歩15分
というアクセス方法もあります。
大学の1号館地下には学園前駅4番出入口との連絡口もあります。
北海道では冬季の通学環境も大学選びの重要なポイントです。
その意味で「地下鉄駅直結」という立地条件は、4年間通学することを考えると非常に大きなメリットです。
北海商科大学のメリット
北海商科大学への進学を検討する際、特に注目したいメリットは次の5点です。
①商学・観光・国際ビジネスを学べる
企業活動だけでなく、観光や地域振興まで幅広く学べます。
②学科を入学後に選べる
2年次学科選択制があるため、高校生の時点で専門分野を完全に決める必要がありません。
③中国語・韓国語・英語を学べる
アジアを重視した国際教育は北海商科大学の特色です。
④海外留学制度がある
中国・韓国・カナダなどで学ぶ選択肢があります。
⑤学園前駅直結
札幌市内で通学しやすいキャンパス環境です。
北海商科大学を志望する際に確認したいポイント
一方で、大学選びではメリットだけを見るべきではありません。
北海商科大学は商学部を中心とした大学なので、理工系、医療系、看護系などを学びたい人には当然ながら向いていません。
また、「経営」「経済」「商学」の違いを理解しないまま大学を選ぶと、入学後にイメージとの違いを感じる可能性があります。
さらに観光産業学科についても、
「旅行が好きだから」
という理由だけではなく、
観光を産業・地域経済・ビジネスとして研究したいか
まで考えてみましょう。
オープンキャンパスでは、学科名だけを見るのではなく、実際の授業内容やシラバス、ゼミ、就職先まで確認することが重要です。
北海商科大学に向いている人
北海商科大学は特に、
ビジネスを幅広く学びたい人、北海道の観光産業に興味がある人、韓国・中国などアジアに関心がある人、大学在学中に留学したい人、航空・ホテル・旅行業界を目指したい人、金融・流通・小売業界に興味がある人、札幌市内の大学へ通いたい人
にとって検討価値の高い大学です。
特に「北海道×観光×国際交流」という組み合わせに魅力を感じる高校生は、大学案内だけでなく実際の授業内容まで調べてみるとよいでしょう。
北海商科大学の受験対策
北海商科大学を第一志望または併願校として考える場合は、高校3年生になってから急いで対策するのではなく、早い段階で入試方式を決めることが重要です。
一般選抜を利用するなら、まず過去問を確認し、
「どの科目で点数を稼ぐのか」
を明確にします。
英語が得意なら英語を得点源にする。
国語が得意なら安定して高得点を取れるようにする。
共通テスト利用を考えるなら、共通テスト型の問題演習を早めに始める。
こうした戦略が必要です。
一方、総合型選抜や学校推薦型選抜を検討する場合は、一般選抜とは準備内容が異なります。
志望理由を考える際にも、
「札幌にあるから」
「観光に興味があるから」
だけでは十分とはいえません。
例えば、
「北海道のインバウンド観光について研究したい」
「韓国語を学び、北海道と韓国をつなぐ観光ビジネスに携わりたい」
「地域の観光資源をマーケティングの視点から研究したい」
など、北海商科大学でなければならない理由まで掘り下げることがポイントです。
北海商科大学と他大学を比較するときのポイント
札幌市内には商学・経済学・経営学などを学べる大学が複数あります。
そのため北海商科大学だけを見て進学先を決めるのではなく、
学べる専門分野
ゼミ
留学制度
資格
就職実績
キャンパス環境
アクセス
学費
入試科目
を比較してみましょう。
大学名や偏差値だけで進学先を決めるのではなく、
「4年間で何を身につけたいのか」
から逆算して大学を選ぶことが重要です。
まとめ|北海商科大学は「ビジネス×観光×国際交流」が特徴の大学
北海商科大学は、北海道札幌市にある商学系の私立大学です。
商学部には商学科と観光産業学科があり、ビジネス、マーケティング、流通、金融、観光、地域振興、語学、国際交流などを幅広く学ぶことができます。
さらに、中国・韓国・カナダなどとの国際交流や留学制度が用意されていることも特徴です。
そして札幌市営地下鉄東豊線「学園前」駅直結という立地は、北海道で4年間大学生活を送るうえで大きな魅力でしょう。
北海商科大学を検討している高校生は、偏差値だけで判断するのではなく、
「何を学べるのか」
「どんな留学ができるのか」
「どんな業界へ就職しているのか」
「自分が大学4年間で何を身につけたいのか」
まで確認してみてください。
特に、
商学・マーケティング・国際ビジネス・観光・地域活性化・中国語・韓国語・海外留学
といったキーワードに興味がある人にとって、北海商科大学は進学先候補の一つになるでしょう。
北海商科大学についてよくある質問【FAQ】
Q1.北海商科大学には何学部がありますか?
商学部があります。2026年度時点では商学科と観光産業学科の2学科が設置されています。
Q2.北海商科大学では観光について学べますか?
はい。観光産業学科があり、観光を旅行だけではなく、商学、地域振興、行政、地理など幅広い視点から研究します。
Q3.北海商科大学では留学できますか?
はい。中国、韓国、カナダなどへの留学・語学研修制度があります。
Q4.商学科と観光産業学科は出願時に選びますか?
北海商科大学では商学部として募集し、1年次から2年次前期までは学科に所属せず、その後に学科を選択する制度を採用しています。
Q5.北海商科大学の最寄り駅はどこですか?
札幌市営地下鉄東豊線「学園前」駅です。4番出入口が大学に直結しています。
Q6.どのような業界への就職が考えられますか?
金融、小売、流通、不動産、メーカー、情報通信、旅行、ホテル、航空、鉄道、公務員など幅広い業界への進路実績があります。
Q7.北海商科大学はどんな人におすすめですか?
ビジネスやマーケティングを学びたい人、北海道の観光産業に興味がある人、中国・韓国などアジアに関心がある人、留学を経験したい人、航空・旅行・ホテル・金融・流通などへの就職を考えている人に適しています。

