偏差値・入試・国家試験・就職・学費
「宮崎県立看護大学はどんな大学?」
「偏差値や入試難易度はどのくらい?」
「看護師国家試験の合格率は?」
「保健師や助産師を目指すことはできる?」
「卒業後はどんな進路がある?」
「公立大学だから学費は安い?」
このような疑問を持っている高校生・保護者の方も多いのではないでしょうか。
宮崎県立看護大学は、宮崎県宮崎市にある看護学に特化した公立大学です。
学部は看護学部看護学科を中心としており、4年間の教育を通して看護師を目指します。さらに、学部卒業後には大学院で保健師を目指したり、別科助産専攻へ進学して助産師を目指したりする道もあります。
2026年2月に実施された国家試験では、看護師国家試験の合格率が93.8%、大学院の保健師国家試験が100%、別科助産専攻の助産師国家試験が**100%**でした。
この記事では、**「宮崎県立看護大学」「宮崎県立看護大学 偏差値」「宮崎県立看護大学 入試」「宮崎県立看護大学 共通テスト」「宮崎県立看護大学 国家試験」「宮崎県立看護大学 就職」「宮崎県立看護大学 学費」**などで検索している受験生・保護者に向けて、2026年時点の最新情報をもとに詳しく解説します。
宮崎県立看護大学とは?
宮崎県立看護大学は、
〒880-0929
宮崎県宮崎市まなび野3丁目5番地1
にキャンパスを置く公立大学です。
大学名に「看護大学」とある通り、総合大学のように多くの学部を設置するのではなく、看護・保健医療分野に教育資源を集中しています。
つまり、
「将来、看護職として働きたい」
という目標がある程度明確な高校生に向いている大学です。
看護師は、単に医師の指示を受けて仕事をする職業ではありません。
患者の身体状態だけではなく、
- 心理状態
- 家庭環境
- 生活習慣
- 社会的背景
- 家族との関係
- 地域環境
などを理解しながら、その人らしい生活を支える専門職です。
宮崎県立看護大学では、こうした看護専門職として必要な知識・技術・判断力を体系的に学んでいきます。
宮崎県立看護大学の学部・学科
学部構成は非常にシンプルです。
看護学部
看護学科
基本的にはこの1学部1学科です。
大学卒業時には**学士(看護学)**の学位が授与され、看護師国家試験の受験資格を取得できます。
大学選びというと、
「大学に入ってから進路を決めたい」
という高校生もいるでしょう。
しかし宮崎県立看護大学の場合は、
看護を学ぶことそのものが大学進学の中心目的
になります。
そのため、志望する前に、
「なぜ看護師を目指したいのか」
を自分なりに考えておくことが重要です。
宮崎県立看護大学で看護師を目指す
宮崎県立看護大学の看護学部を卒業し、所定の要件を満たすことで看護師国家試験受験資格を取得できます。
看護師になる基本的な流れは、
高校卒業
↓
宮崎県立看護大学へ入学
↓
4年間の看護教育
↓
卒業
↓
看護師国家試験
↓
合格
↓
看護師免許取得
となります。
つまり、
大学入試合格は看護師になるための第一関門
に過ぎません。
入学後は、人体・疾病・薬理・看護技術・地域看護など、多くの専門科目を学びます。
さらに病院や地域などで実習を経験し、実際の患者・利用者と関わりながら看護実践能力を高めていきます。
宮崎県立看護大学の国家試験合格率
看護大学を比較するときに必ず確認したいのが看護師国家試験合格率です。
2026年2月に実施された国家試験では、
受験者97人
合格者91人
合格率93.8%
でした。
看護師になるためには国家試験合格が必要です。
したがって大学選びでは、
「大学の偏差値」
だけでなく、
国家試験に向けてどのような支援があるか
まで見る必要があります。
宮崎県立看護大学では、3年生から国家試験模試を受けるなど国家試験対策を実施しています。
4年生になると、国家試験対策に加えて、
- 小論文対策講座
- 模擬面接
- 就職支援
なども行われています。
大学合格後も、国家試験と就職まで継続的な支援があることは大きなポイントです。
宮崎県立看護大学で保健師を目指せる?
保健師を目指している高校生は、進路の仕組みを正確に理解しておきましょう。
宮崎県立看護大学では、現在、学部を卒業しただけで保健師国家試験受験資格を得る仕組みではありません。
学部卒業後に大学院博士前期課程の**実践者養成コース(保健師養成分野)**へ進学するルートがあります。
このコースを修了すると、
保健師国家試験受験資格
と、
修士(公衆衛生看護学)
の学位を得ることができます。
2026年2月実施の保健師国家試験では、
受験者2人
合格者2人
合格率100%
でした。
したがって、
看護師+保健師
というキャリアを希望する場合は、
4年間の学部+大学院
まで含めて進路を考える必要があります。
保健師はどんな仕事?
保健師は、病院で患者を看護する看護師とは少し違った役割を担います。
主に、
- 保健所
- 市町村
- 地域包括支援
- 企業
- 学校など
で、人々の健康を支えます。
特徴的なのは、
病氣になってから支援するだけでなく、病氣になる前から健康を守る
という点です。
生活習慣病予防、母子保健、高齢者支援、感染症対策、健康相談など、地域社会全体の健康づくりに関わります。
地域医療や公衆衛生に関心がある高校生は、看護師だけでなく保健師という進路も調べておくとよいでしょう。
宮崎県立看護大学で助産師を目指せる?
宮崎県立看護大学には、学部とは別に別科助産専攻があります。
修業年限は1年間で、入学定員は15人です。
入試では、
特別入試:7人
一般入試:8人
という募集枠が設定されています。
学部を卒業して看護師国家試験受験資格を取得した後、別科助産専攻へ進学するというルートが考えられます。
2026年2月実施の助産師国家試験では、
受験者15人
合格者15人
合格率100%
でした。
助産師を目指したい人にも注目
助産師は、妊娠・出産を中心として女性と赤ちゃんを支える専門職です。
分娩介助だけでなく、
- 妊婦への保健指導
- 産後ケア
- 母乳育児支援
- 新生児ケア
- 女性の健康支援
など、長期的に女性の健康に関わります。
宮崎県立看護大学の別科助産専攻では、地域の母子保健や周産期医療の向上に貢献する意欲を持った人材を求めています。
高校生の時点で、
「将来は助産師になりたい」
と決めている場合でも、まずは看護師国家試験受験資格を取得できる大学へ進学し、その後の助産師養成課程まで含めて進路設計をするとよいでしょう。
宮崎県立看護大学の就職・進学実績
令和7年度卒業者では、看護学部卒業者98人のうち、
就職:81人
進学:14人
でした。
進学者14人の内訳を見ると、
宮崎県立看護大学 別科助産専攻:8人
宮崎県立看護大学大学院 博士前期課程 実践者養成コース:5人
好生館看護学院助産学科:1人
となっています。
この数字からも、
学部卒業→看護師として就職
だけでなく、
学部卒業→助産師・保健師などを目指して進学
という学生もいることが分かります。
卒業後はどんな場所で働く?
看護専門職の活躍場所は病院だけではありません。
大学では卒業後の進路として、
病院
診療所
訪問看護ステーション
保健所
市町村
社会福祉施設
教育機関
研究所
民間企業
などを挙げています。
これは看護を学ぶ大きな魅力の一つです。
大学入学時には、
「病院の看護師になりたい」
と思っていても、大学でさまざまな分野を学ぶ中で、
「地域看護に興味を持った」
「助産師になりたい」
「保健師として行政で働きたい」
「大学院で看護研究をしたい」
というように進路が変わることもあります。
宮崎県立看護大学の就職支援
大学には就職情報相談室があります。
就職支援員が常駐し、
- 就職先選び
- 求人情報
- 応募書類
- 面接対策
- 進学相談
などについて個別に対応しています。
さらに、過去の卒業生が残した就職試験・面接試験の情報も閲覧できます。
国家試験対策だけでなく、
国家資格取得→就職
までを大学が支援していることは、看護系大学を選ぶ際の重要なポイントでしょう。
宮崎県立看護大学の偏差値・難易度
「宮崎県立看護大学 偏差値」は受験生がよく検索するキーワードです。
ただし偏差値は、
- 模試会社
- 年度
- 入試方式
によって変化します。
そのため、
偏差値だけで合格可能性を判断することはおすすめできません。
宮崎県立看護大学は公立大学です。
一般選抜では大学入学共通テストへの対応が必要となるため、
偏差値+共通テスト得点+個別試験+倍率
を総合的に見る必要があります。
特に看護系では募集人数がそれほど多くないため、年度によって倍率が大きく動くことがあります。
2026年度入試の倍率
2026年度入試では、一般選抜前期日程の募集人員は50人でした。
それに対して、
志願者162人
受験者145人
合格者61人
で、志願倍率は3.2倍、実質倍率は2.4倍となっています。
一方、後期日程は募集人員10人に対して、
志願者151人
受験者39人
合格者11人
で、志願倍率は15.1倍、実質倍率は3.5倍でした。
後期日程では募集人数が少ないため、志願倍率が非常に高く見えます。
ただし、実際には前期日程などで合格し、後期を受験しない人が出るため、
志願倍率だけではなく実質倍率を見る
ことが重要です。
学校推薦型選抜にも注目
2026年度の学校推薦型選抜「みやざきの医療」では、募集人員は40人でした。
さらに地域推薦枠も設けられています。
宮崎県内の医療・看護に貢献したいという意思が明確な高校生にとっては、一般選抜だけではなく推薦型選抜も重要な選択肢になります。
ただし推薦だから簡単というわけではありません。
高校での成績だけではなく、
なぜ看護師なのか
なぜ宮崎県立看護大学なのか
将来どのように地域医療へ貢献したいのか
を自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
2027年度入試を受験する人へ
2026年8月時点で、宮崎県立看護大学は2027年度(令和9年度)入学者選抜要項を公表しています。
さらに2026年8月7日には、学校推薦型選抜・社会人選抜の学生募集要項も公開されました。
2027年度入試では出願方法にも変更が予定されています。
これから受験する高校3年生は、
前年の入試科目をそのまま信用しないこと
が重要です。
必ず最新の入学者選抜要項・募集要項を確認してください。
宮崎県立看護大学の入試対策
高1・高2|英語・数学・国語を固める
公立大学を目指す場合、高校3年生から勉強を始めるのでは遅くなる可能性があります。
高1・高2では、
英語
数学
国語
を中心に、基礎を徹底してください。
看護大学というと、
「生物が得意なら大丈夫」
と思う人もいますが、公立大学の一般選抜では複数教科への対応が必要です。
苦手教科を完全に捨てないことが重要です。
理科は大学入学後にも重要
看護学では大学入学後に、
人体の構造
生理機能
疾病
感染
薬理
栄養
などを学びます。
そのため高校の生物・化学などは、単なる受験科目ではありません。
「テストが終われば忘れてよい知識」
ではなく、
将来看護を学ぶための基礎
として理解しておきましょう。
高3夏までに共通テスト基礎完成
高校3年生の夏までには、共通テストで必要となる科目を一通り学習しておきたいところです。
公立大学受験で注意したいのが、
一科目だけ大きく失点すること
です。
得意科目で80点を90点にするより、苦手科目を40点から60点へ引き上げた方が総合点を伸ばせる場合があります。
模試を受けたら、
偏差値だけを見るのではなく、失点理由を分析する
ことが重要です。
過去問は早めに確認する
宮崎県立看護大学では、公式サイトで過去の入試状況や入試問題について案内しています。
高3秋になって初めて問題を見るのではなく、できれば高3春〜夏の段階で一度確認してください。
過去問では、
問題の難易度
出題形式
文章量
時間配分
記述量
などを分析します。
そして演習後は、
「解けなかった」
で終わらせるのではなく、
知識不足なのか
読解力不足なのか
時間不足なのか
ケアレスミスなのか
まで分類することが重要です。
宮崎県立看護大学の学費
公立大学を志望する大きなメリットの一つが学費です。
宮崎県立看護大学の入学料は、
宮崎県内者:232,000円
宮崎県外者:332,000円
です。
授業料は、
年額535,800円
です。
授業料が現在の金額から変わらないと仮定して4年間を単純計算すると、
535,800円×4年間=2,143,200円
となります。
これに入学料を加えると、県内者の場合は授業料+入学料で約237万円となります。
ただし実際には、これ以外の費用も必要です。
授業料以外に必要な費用
入学時には、
後援会費:60,000円
なども必要です。
さらに、
- 教科書
- 実習関連費
- 保険
- パソコン等
- 通学費
- 一人暮らしの場合の家賃・生活費
なども考える必要があります。
看護学部は実習が多いため、単純に授業料だけで大学費用を比較しない方がよいでしょう。
特に県外から進学する場合は、
4年間の学費+生活費
で考えてください。
宮崎県立看護大学へのアクセス
宮崎県立看護大学は、宮崎市まなび野にあります。
公共交通機関では路線バスを利用できます。
宮崎駅方面からは「まなび野経由」の大学病院・宮崎大学方面行きなどを利用し、県立看護大学バス停で下車できます。
JRの場合は南宮崎駅で下車し、宮交シティからバスを利用する方法があります。
大学選びでは、
「合格できるか」
だけでなく、
4年間どのように通学するのか
も重要です。
オープンキャンパスでは、キャンパスだけではなく、交通手段や周辺環境も確認しておくことをおすすめします。
宮崎県立看護大学が向いている人
宮崎県立看護大学は、特に次のような高校生に向いています。
看護師になりたいという意思が明確な人
1学部1学科型の専門大学なので、看護を本格的に学びたい人との相性が良い大学です。
宮崎県の医療に貢献したい人
学校推薦型選抜にも地域医療を意識した区分があり、地域に根ざした看護職の育成を重視しています。
保健師・助産師まで視野に入れている人
大学院の保健師養成分野、別科助産専攻があり、学部卒業後も専門性を高めることができます。
公立大学で看護を学びたい人
授業料は年額535,800円で、公立大学として学費負担を抑えやすいこともメリットです。
宮崎県立看護大学を目指すなら「看護師の先」まで考える
宮崎県立看護大学を志望する高校生には、
「看護師になりたい」
だけで終わらず、その先まで考えてほしいと思います。
例えば、
病院で患者を支えたい
↓
看護師
地域住民の健康を守りたい
↓
学部卒業後、大学院で保健師を目指す
妊娠・出産を支えたい
↓
学部卒業後、別科助産専攻へ進学
看護研究を深めたい
↓
大学院へ進学
というように、看護を出発点として複数のキャリアがあります。
大学を選ぶときは、
「どこの大学に入るか」
だけでなく、
「どんな看護専門職になりたいか」
まで考えることが重要です。
まとめ|宮崎県立看護大学は看護・地域医療を本気で学びたい人に注目の公立大学
宮崎県立看護大学は、宮崎県宮崎市にある看護学に特化した公立大学です。
学部では、
看護学部看護学科
で4年間学び、卒業時に看護師国家試験受験資格を取得できます。
さらに卒業後には、
大学院で保健師
別科助産専攻で助産師
を目指せる進路が整っています。
2026年2月実施の国家試験では、
看護師:93.8%
保健師:100%
助産師:100%
という合格率でした。
また、2026年度一般選抜では、
前期日程:実質倍率2.4倍
後期日程:実質倍率3.5倍
となっています。
決して「看護単科大学だから入りやすい」と考えるべき大学ではありません。
合格するためには、
共通テスト対策
+個別試験対策
+過去問分析
を計画的に進めることが重要です。
高校1・2年生では英語・数学・国語・理科の基礎を固め、高校3年生になったら共通テスト演習と宮崎県立看護大学の入試対策を並行しましょう。
そして最も重要なのは、
「宮崎県立看護大学に入ること」
をゴールにしないことです。
なぜ看護師になりたいのか。
どのような患者を支えたいのか。
宮崎の地域医療にどう関わりたいのか。
将来は保健師・助産師・大学院進学も考えるのか。
ここまで考えることで、大学選びも受験勉強もより具体的になります。
看護師を出発点として、地域医療、公衆衛生、母子保健、看護研究などへ専門性を広げていきたい高校生にとって、宮崎県立看護大学は検討価値の高い公立看護大学といえるでしょう。

