早稲田実業学校中等部の入試対策!

早稲田大学への推薦だけではない!                    入試傾向・学校の魅力・合格するための勉強法を詳しく紹介

中学受験において、毎年高い人気を誇る学校の一つが早稲田実業学校中等部です。

「早稲田大学へ進学できる附属校」というイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、早稲田実業学校中等部の魅力は、それだけではありません。

創立以来、「文武両道」の精神を大切にしながら、生徒一人ひとりの個性や興味を伸ばす教育を実践しています。そのため、入試でも単なる暗記力ではなく、「考える力」「表現する力」「論理的に説明する力」を重視しています。

今回は学校説明会資料をもとに、

  • 早稲田実業学校中等部の教育理念
  • 入試の特徴
  • 教科別出題傾向
  • 合格するための勉強法
  • 早稲田実業学校中等部に向いている受験生

について詳しく紹介します。


早稲田実業学校中等部とは

早稲田実業学校は1901年に、早稲田大学創設者である大隈重信によって創設されました。

120年以上の歴史を持つ伝統校でありながら、新しい教育にも積極的に取り組む学校として知られています。

学校資料によれば、卒業生の多くが推薦制度を利用して早稲田大学へ進学しています。

しかし、推薦進学が保証されているからといって学習への意欲が低くなることはありません。

むしろ、

「大学受験に追われない環境だからこそ、自分の好きなことを深く学べる」

という考え方が学校全体に浸透しています。

そのため、

  • 探究活動
  • クラブ活動
  • 学校行事
  • 国際教育

などにも非常に力を入れています。


入試の特徴

2026年度一般入試は

  • 算数 60分100点
  • 国語 60分100点
  • 理科 30分50点
  • 社会 30分50点

となっています。

算数・国語が60分と長く設定されている点が特徴です。

時間が長いからといって簡単というわけではありません。

学校資料には、

「推理力・論理的思考力を重視する」

と明記されています。

つまり、

「知っている」

だけではなく、

「考えて答えを導く」

ことが求められる入試です。


算数の出題傾向

算数では、

基礎計算に加え、

推理力

論理的思考力

が重視されています。

幅広い分野から出題され、

特に

試行錯誤を伴う問題

が特徴です。


算数で求められる力

学校資料には、

問題文を読み、

設定やルールを理解して解く力が必要だとあります。

また、

記述式問題では、

自分の考え方を図や式を用いて説明する力も求められます。

つまり、

答えだけではなく、

途中の考え方が評価対象になります。

近年の中学受験では珍しくありませんが、

早稲田実業では特に

「表現力」

を重視しています。

さらに、

60分という試験時間を有効活用するため、

過去問演習を通して時間配分を身につけることも重要です。


国語の出題傾向

学校資料では、

受験生の

「国語力を総合的に測る」

と説明されています。

文章題は2題。

内容は

  • 説明文
  • 小説

が中心ですが、

年度によって変更されることもあります。


国語で求められる力

単なる読解ではありません。

読解力に加え、

思考力

表現力

も確認されています。

そのため、

記述問題も毎年出題されています。

また、

指定された条件を満たした答案を書くことが重要です。

条件を満たしていなければ、

大きく減点されることがあります。

さらに、

漢字や語句問題は約10問程度出題されます。

日頃から語彙力を高める学習が欠かせません。


理科の出題傾向

早稲田実業の理科は、

非常に学校らしさが表れる教科です。

学校資料には、

実験や観察を通して科学的思考力を育てる教育を行っているとあります。


理科で求められる力

特徴は、

知識だけでは対応できないことです。

学校資料では、

「実際に鏡を使って光を観察したり、生き物を観察したり、自分の目で見て考える姿勢を大切にしている」

と紹介されています。

そのため、

入試でも

  • 実験問題
  • 観察問題
  • 作図問題
  • 思考力問題

が多く出題されます。

問題文を丁寧に読み、

持っている知識と結び付けながら考える力が必要になります。


社会の出題傾向

社会は30分50点ですが、

内容は非常に濃い試験です。

歴史

地理

公民

すべての分野から出題されます。

さらに、

分野を横断した総合問題もあります。


社会で求められる力

学校資料では、

資料を読み、

考察する力を重視すると説明されています。

また、

論述問題が出題される可能性もあります。

時事問題についても、

単なる暗記ではなく、

ニュースの背景や意味まで理解しておくことが求められます。

さらに、

答えが分からなくても、

条件から推測して答えを導く力も評価されています。


学校からのメッセージ

学校資料には、

非常に印象的な内容があります。

卒業生の多くは早稲田大学へ推薦進学します。

そのため、

大学受験だけを目的とした勉強ではなく、

興味・関心に応じた深い学びができます。

もちろん、

大学で学ぶための基礎学力はしっかり身につけますが、

それ以外にも

学校行事

クラブ活動

探究活動

などにも全力で取り組める環境があります。

また、

初等部からの内部進学生だけではなく、

中等部から入学する生徒も多く、

高校進学時にはさらに新しい仲間が加わります。

多様な価値観を持つ仲間と刺激し合いながら成長できることも、この学校の大きな魅力です。


早稲田実業学校中等部に向いている子ども

この学校に向いているのは、

  • 勉強だけでなく学校生活も楽しみたい
  • 考えることが好き
  • 理科や実験に興味がある
  • 読書が好き
  • 自分の考えを伝えることが好き
  • クラブ活動も頑張りたい
  • 将来、早稲田大学で学びたい

というタイプです。

「知識を覚えるだけ」の学習ではなく、

知識を活用して考えることを楽しめる子どもには、非常に魅力的な環境でしょう。


合格するための勉強法

① 基礎力を徹底的に固める

学校資料にもあるように、

幅広い範囲から出題されます。

苦手単元をなくすことが第一歩です。


② 記述問題を毎日練習する

算数

国語

社会

すべてで記述があります。

短くてもよいので、

説明を書く練習を毎日続けましょう。


③ 過去問で時間配分を身につける

算数・国語は60分です。

時間内に最後まで解き切る練習が必要です。


④ 理科は実験を理解する

結果だけ覚えるのではなく、

実験の意味まで理解しましょう。


⑤ ニュースを見る

社会だけでなく、

理科でも時事的な内容が扱われます。

毎日ニュースを見る習慣をつけましょう。


進学個別アースリングからのアドバイス

早稲田実業学校中等部の入試では、知識を覚えているかだけでなく、「知識をどのように使い、どのように説明できるか」が重視されます。そのため、普段の学習から「なぜそうなるのか」を考え、自分の言葉で説明する習慣を身につけることが重要です。

進学個別アースリングでは、基礎学力の定着に加え、記述問題や対話型指導を通じて思考力・表現力を育てることを大切にしています。過去問演習では時間配分や解答の組み立て方まで細かく指導し、一人ひとりの課題に合わせた対策を行っています。


まとめ

早稲田実業学校中等部は、早稲田大学への推薦制度という大きな魅力に加え、「自ら考え、表現し、行動できる人材」の育成を目指す学校です。

入試では、算数・国語・理科・社会のすべてで思考力や表現力が重視され、知識を活用して論理的に説明する力が求められます。基礎学力をしっかり固めることはもちろん、記述練習や資料の読み取り、実験・観察への興味、時事問題への関心など、日頃から幅広い学びを積み重ねることが合格への近道となります。

「大学受験のためだけではない、本物の学びをしたい」「文武両道の環境で大きく成長したい」と考える受験生にとって、早稲田実業学校中等部は非常に魅力的な進学先といえるでしょう。