~障害のある学生の可能性を広げる日本唯一の国立大学~
基本情報
筑波技術大学 は、茨城県つくば市にある国立大学です。
最大の特徴は、
「聴覚障害者・視覚障害者を対象とした日本唯一の国立大学」
であることです。
一般的な大学とは異なり、大学院の一部を除いて、聴覚障害または視覚障害のある方を対象として学生を募集しています。
筑波技術大学の特徴
① 日本で唯一の国立障害者大学
1987年に筑波技術短期大学として設立され、
2005年に4年制大学へ改組されました。
障害のある学生が高度な専門知識や技術を身につけ、
社会で活躍するための教育を行っています。
② 障害を強みに変える教育
筑波技術大学では、
- 点字
- 音声読み上げ
- 手話
- 字幕
- 情報保障システム
などを活用しながら学習します。
障害を克服するだけではなく、
障害特性を理解しながら専門性を高める教育
が行われています。
学部紹介
保健科学部(視覚障害者対象)
春日キャンパスに設置されています。
保健学科
- 鍼灸学専攻
- 理学療法学専攻
医療分野で活躍する専門家を育成します。
特に鍼灸師養成は全国的にも有名です。
情報システム学科
- AI
- プログラミング
- ネットワーク
- ゲーム開発
など情報技術を学びます。
産業技術学部(聴覚障害者対象)
天久保キャンパスに設置されています。
産業情報学科
- 情報科学
- 機械工学
- 建築学
を学びます。
総合デザイン学科
- グラフィックデザイン
- プロダクトデザイン
- ユニバーサルデザイン
などを学びます。
共生社会創成学部(2025年度新設)
2025年4月に新設されました。
共生社会創成学科
- 視覚障害コース
- 聴覚障害コース
があり、
障害のある人とない人が共に生きる社会づくりについて学びます。
大学院
大学院では、
技術科学研究科
- 産業技術学専攻
- 保健科学専攻
- 情報アクセシビリティ専攻
が設置されています。
このうち、
情報アクセシビリティ専攻は健常者も受験可能
です。
進路・就職
筑波技術大学の卒業生は、
- IT企業
- 情報通信業界
- 建築・設計分野
- 医療機関
- 福祉施設
- 公務員
など幅広い分野で活躍しています。
また、障害者雇用だけでなく、一般採用で活躍する卒業生も少なくありません。
アクセス
春日キャンパス
- つくばエクスプレス「つくば駅」からバス約5分
天久保キャンパス
- つくば駅からバス約5分
どちらも筑波研究学園都市内にあります。
こんな生徒におすすめ
- ITやプログラミングに興味がある
- デザインを学びたい
- 理学療法士や鍼灸師を目指したい
- 障害への支援が充実した環境で学びたい
- 少人数教育を受けたい
まとめ
筑波技術大学は、
「障害があるから進学を諦める」のではなく、「障害があっても高度な専門教育を受け、社会で活躍する」ための日本唯一の国立大学です。
特に、
- 情報・IT
- 医療
- リハビリ
- デザイン
- 福祉
に興味のある聴覚障害・視覚障害の生徒にとって、全国でも非常に魅力的な進学先といえるでしょう。

