「頑張ったのに点数が伸びない」その原因を答案から探そう

こんにちは。富士見市・鶴瀬の進学個別アースリングです。

2学期の中間テストが返ってきて、お子様からこんな言葉を聞いた保護者様もいらっしゃるのではないでしょうか。

「今回は頑張ったのに……」
「ワークも終わらせたのに、点数が上がらなかった」
「家では解けたのに、テストではできなかった」

勉強している姿を見ていたからこそ、保護者様も「どうしてだろう」と感じると思います。

そんなときに大切にしたいのは、頑張った内容と、テストで求められた力が、どこでつながらなかったのかを確かめることです。

その手がかりは、返ってきた答案にあります。

今回は、富士見台中・東中・西中・本郷中などに通う中学生の保護者様に向けて、答案から勉強の課題を見つけ、11月の期末テストにつなげる方法をお伝えします。

同じ「不正解」でも、原因は違います

例えば、数学で同じ問題を間違えた2人がいたとします。

一人は、解き方そのものが分からなかった。
もう一人は、解き方は分かっていたけれど、途中の計算で符号を間違えた。

答案につく印は、どちらも不正解です。しかし、次に必要な練習は違います。

解き方が分からなかった子には、考え方の説明と、自分で解く練習が必要です。符号を間違えた子には、どの段階で間違えたのかを確認し、計算の書き方や見直し方を整える必要があります。

間違いの原因が分かると、勉強する内容を具体的に決められます。

まずは、お子様と答案を見ながら、次の5つの視点で確かめてみましょう。

① 覚えたつもりでも、思い出せなかった

「この言葉、見たことはある」
「教科書を読めば分かる」
「答えを見たら、そうだったと思った」

こうした場合は、知識を見聞きする勉強に比べて、自分で思い出す練習が少なかった可能性があります。

英単語を何度も眺めたり、社会の重要語句にマーカーを引いたりすることは、学習の入り口になります。その後に、何も見ずに答えられるかを確認してみてください。

例えば、英単語なら日本語だけを見て書く。社会なら用語を隠して答える。理科なら、その用語の意味を自分の言葉で説明する。

答えられなかったものに印をつけて、翌日もう一度確かめます。

「読んだ回数」に加えて、「見ずに答えられたか」を確認する。
ここを変えると、覚える勉強の進み具合が分かりやすくなります。

② 解説を聞けば分かるけれど、一人では解けなかった

数学や英語で確かめたいのが、この状態です。

先生の説明を聞いているときには、理解できる。解答を見ながらなら、途中の流れも追える。しかし、何も見ずに解こうとすると、最初の一歩が出てこない。

この場合は、理解した後に、自分の力で解く練習を増やしていきます。

例えば、数学の問題を解説してもらったら、解答を閉じて、白紙の状態からもう一度取り組みます。

途中で止まったら、どこまで自分でできたかを確認します。

「式は立てられたけれど、計算で止まった」
「どの数量を文字にするのか分からなかった」

止まった場所が分かれば、質問も具体的になります。

さらに、数日後にもう一度解いてみましょう。その場でできた問題を、時間がたっても解けるかまで確かめることが大切です。

③ 基本問題はできたけれど、聞き方が変わると解けなかった

ワークで練習した形なら解けるのに、テストで表現や条件が変わると解けなくなることもあります。

例えば、数学では計算だけならできても、文章から式を立てる問題で止まる。英語では語句の並べ替えはできても、日本語を見て英文を書く問題では手が止まる。

そんなときは、正解した問題についても、

「どうして、この式になるの?」
「なぜ、この語順になるの?」

と、理由を確かめてみてください。

解き方の手順を覚えていても、その意味が曖昧なままになっていることがあります。

数学なら図や表に表す。英語なら主語と動詞を確認する。理科や社会なら、出来事や仕組みのつながりを説明する。

基本の意味を確かめたうえで、条件や聞き方の違う問題にも取り組んでいきましょう。

④ 分かっていたのに、読み違いや計算ミスが出た

「ここはケアレスミスだった」

テスト後によく聞く言葉です。ただ、その一言で終わらせてしまうと、同じ間違いを繰り返しやすくなります。

答案を見て、何が起きたのかをもう少し詳しく確認してみましょう。

  • マイナスの符号を途中で落とした
  • 問題で指定された単位を見落とした
  • 「正しくないもの」を選ぶ問題で、正しいものを選んだ
  • 途中式を詰めて書き、数字を読み違えた
  • 漢字で答える指定を見落とした

原因が分かったら、次の練習から対策を取り入れます。

「正しくないもの」に線を引く。
途中式は一行ずつ書く。
単位まで書いて答えを確かめる。

「次は氣をつける」を、実際にできる行動へ変えること。
それが、ミスへの具体的な対策になります。

⑤ 時間が足りず、解ける問題を残してしまった

答案に空欄がある場合は、知識や理解だけでなく、時間の使い方も確認したいところです。

お子様に、

「ここは分からなくて書けなかった?」
「時間があれば取り組めた?」

と聞いてみてください。

時間が足りなかった場合は、返ってきた問題を、まず時間を測らずに解いてみます。そこで自力で正解できるなら、テスト中の進め方を見直す手がかりになります。

一つの問題に長く時間を使っていなかったか。計算や読み取りに時間がかかっていなかったか。最後の問題まで目を通せていたか。

そのうえで、普段の練習にも時間を測る機会をつくります。

難しい問題で止まったら印をつけ、先に取り組める問題へ進む練習も必要です。

「ワークが終わった」の、その先を確認しましょう

学校ワークを期限までに終わらせることは、大切な取り組みです。

そのうえで確認したいのが、間違えた問題を、最後には自力で解けるようになっていたかという点です。

分からない問題の解答を写して提出できても、その問題が解けるようになったかは、別に確かめる必要があります。

期末テストに向けては、ワークに次のような印を残してみましょう。

  • 自力で解けた問題
  • 間違えたけれど、解き直せた問題
  • まだ説明や質問が必要な問題

こうしておくと、次の日に何を勉強すればよいかが見えてきます。

全ての問題を同じ回数繰り返すよりも、まだ解けない問題に取り組む時間を確保しやすくなります。

期末テストに向けて、まず変えることを一つ決める

中間テストの答案を見ると、直したいところがいくつも見つかるかもしれません。

ただ、一度に全てを変えようとすると、何から始めればよいか分からなくなることもあります。

まずは、お子様と相談して、一つ決めてみてください。

「英単語は、見ずに書けるか毎日確認する」
「数学は、解説を聞いた後に必ず一人で解き直す」
「ワークを早めに進めて、間違い直しの日をつくる」

行動が具体的になれば、続けられているかも確認できます。

11月の期末テストに向けて、今は勉強の進め方を整える大切な時期です。今回の答案を使って、次の一歩を決めていきましょう。

お子様の頑張りを、次の成果につなげるために

「頑張ったのに点数が伸びなかった」ときは、お子様自身も悔しさを感じていることがあります。

そんなときこそ、

「頑張っていたね。次はどこを変えたらよいか、一緒に見てみよう」

と、答案を開くきっかけをつくっていただければと思います。

進学個別アースリングでは、一人ひとりの答案や学習状況を確認しながら、何を理解し、どこでつまずいているのかを整理して指導しています。

また、毎回の指導内容を保護者様にご報告し、お子様の取り組みや進捗を共有しています。

富士見市・鶴瀬周辺で、富士見台中・東中・西中・本郷中などにお通いのお子様のテスト対策にお悩みの保護者様は、お氣軽にご相談ください。

今回の頑張りを次の成果につなげるために、中間テストの答案から、期末テストに向けた学習を一緒に考えていきましょう。