こんにちは。富士見市・鶴瀬の進学個別アースリングです。
中間テストの答案を見ながら、お子様からこんな言葉を聞いたことはありませんか。
「これ、ケアレスミスだった」
「本当は分かっていたんだけど……」
「ここを間違えなければ、あと10点取れていた」
解き方を理解していた問題で点数を落とすと、本人も悔しいものです。保護者様も「もったいない」「次は氣をつけてほしい」と感じると思います。
その悔しさを次につなげるために、答案を見ながら、もう一歩だけ詳しく確かめてみましょう。
「どこで、どんな間違いが起きたのか」
ここが分かると、「次は氣をつける」から、具体的な対策へ進めます。
今回は、富士見台中・東中・西中・本郷中などに通う中学生と保護者様に向けて、期末テストにつながる答案の見直し方をご紹介します。
「ケアレスミス」の中身を確かめよう
一言でケアレスミスと言っても、答案で起きていることはさまざまです。
例えば、数学なら、
- マイナスの符号を途中で落とした
- 問題の数字を写し間違えた
- 暗算で計算を間違えた
- 求められているものと違う数量を答えた
といった間違いがあります。
英語なら、主語に合う動詞の形を使えていなかったり、単語のつづりを間違えたりすることがあります。国語や理科・社会では、指定された字数、単位、答え方の条件を見落としているかもしれません。
それぞれ、確認する場所も練習する内容も違います。
まずは「ケアレスミス」という言葉を、答案に実際に起きたことを表す言葉に置き換えてみることから始めましょう。
① 自分の答えを消さずに、間違いの始まりを探す
答案が返ってきたら、すぐに正しい答えへ書き換える前に、自分が書いた内容を残しておきましょう。
途中式や書きかけの答えには、考えた過程が残っています。
数学なら、最初の式から一行ずつ確かめます。
「ここまでは合っている」
「この行で、符号が変わっている」
「この数字を、次の行に写すときに間違えている」
このように、最初に間違えた場所を見つけて、丸や線で印をつけます。
例えば、正負の数の計算で、引く数が負の数だったのに、その扱いを間違えたとします。
ここでは「計算ミス」とだけ書かず、「負の数を引くところで符号を間違えた」と残します。次にどの問題を練習するかが、はっきりしてきます。
② 答えを見る前に、もう一度解いてみる
「本当は分かっていた」という問題は、可能であれば正しい答えや解説を見る前に、別の紙で解き直してみてください。
自力で解けた場合は、テスト中の書き方や確認の仕方を振り返る手がかりになります。
一方で、もう一度取り組んでも同じところで迷うなら、考え方やルールを確認する必要があるかもしれません。
例えば、英語で動詞の形を間違えた場合も、
「ルールは説明できるけれど、書くときに抜けた」のか、
「どの主語のときに形を変えるか、曖昧だった」のかで、取り組み方が変わります。
前者なら、主語と動詞を対応させて確認する練習をします。後者なら、ルールを整理し、例文で使い方を確かめます。
解き直せたかどうかだけで全てを判断せず、本人の説明や普段の学習の様子も合わせて確認していきましょう。
③ 「なぜ起きたか」は、答案と本人の話から考える
答案で間違えた場所が見つかったら、そのときの様子を聞いてみます。
「この辺りは、急いでいた?」
「途中式を書かなかったのは、暗算でできると思ったから?」
「問題の最後まで読んでから解き始めた?」
例えば、数字の写し間違いがあった場合、文字を詰めて書いたために読み違えたのかもしれません。あるいは、問題用紙と解答用紙を何度も見比べる中で、別の数字を見てしまったのかもしれません。
本人も覚えていないことはあります。その場合は、普段の演習で同じような間違いが出ないかを見ていきます。
「集中していなかったから」とまとめるよりも、どの場面で何が起きたのかを具体的に捉えることが大切です。
④ 次にすることを、一つ決める
原因を考えたら、次の練習で実行する対策を決めます。
例えば、次のような形です。
| 答案で見つかった間違い | 次に取り入れる行動 |
|---|---|
| 問題の数字を写し間違えた | 式を書いた直後に、元の数字と照らし合わせる |
| 途中でマイナスの符号を落とした | 式を一行ずつ書き、符号も含めて確認する |
| 単位を書き忘れた | 答えを書くときに、数値と単位をセットで確認する |
| 「正しくないもの」を選ぶ指示を見落とした | 選ぶ条件に線を引いてから選択肢を読む |
| 求める数量と違うものを答えた | 解き終わったら、問題の問いと答えを照らし合わせる |
大切なのは、お子様が実際にできる行動にすることです。
いくつも間違いが見つかった場合も、まずは繰り返しているものを一つ選びましょう。その対策を、日々の宿題や学校ワークで練習していきます。
「見直しなさい」を、確認する場所まで具体的に
テスト中の見直しでも、何を確かめるかを決めておくと取り組みやすくなります。
ただ最初から読み返しているだけでは、同じ思い込みのまま通り過ぎてしまうことがあります。
数学なら、問題の数字と式が合っているか、符号や単位は正しいかを確認する。方程式なら、求めた値を元の式に当てはめて確かめる方法もあります。
英語なら、主語と動詞、時制、単語のつづりなど、自分が間違えやすいところを確認します。
国語なら、「理由」を聞かれているのか「内容」を聞かれているのか、字数や抜き出しの指定を守れているかを確かめます。
自分の答案でよく起きる間違いを知り、そこを重点的に確認する。
そのためにも、中間テストの答案は、期末テスト前にもう一度見られるように保管しておきましょう。
ご家庭では「次はどう確かめる?」と聞いてみてください
お子様が「ケアレスミスだった」と話したときは、
「どこで間違えたの?」
「次は、どうやって確かめる?」
と聞いてみてください。
「ちゃんと見直しなさい」と言うだけでは伝わりにくかったことも、答案を一緒に見ると話しやすくなります。
本人が「次は単位まで確認する」「途中式を省かずに書く」と決めたら、普段の学習で取り組めているかを見守っていただければと思います。
対策を試しても同じ間違いが続く場合は、方法を調整したり、理解が曖昧なところに戻ったりする必要があります。学校や塾にも、実際の答案を見せて相談してみてください。
期末テストに向けて、いつもの練習から変えていこう
11月の期末テストでミスを減らしたいなら、今日の勉強から対策を試していきましょう。
問題の条件に線を引く。途中式を一行ずつ書く。答えが問いに合っているか確認する。
こうした動作を普段の学習に取り入れ、取り組みやすい方法を見つけていきます。
進学個別アースリングでは、答えの正誤に加えて、途中式や考え方を確認し、どこで間違いが起きたのかを一緒に整理しています。また、毎回の指導内容を保護者様にご報告し、お子様の取り組みや進捗を共有しています。
富士見市・鶴瀬周辺で、富士見台中・東中・西中・本郷中などにお通いのお子様の学習にお悩みの保護者様は、お氣軽にご相談ください。
「ケアレスミスだった」と感じた問題こそ、答案を開いて確かめてみましょう。間違えた場所と次の行動が見つかれば、期末テストに向けた具体的な練習を始められます。
