学習院中等科とは?
学習院中等科は、東京都豊島区にある男子校で、落ち着いた校風と伝統を持つ人気校です。
知識偏重ではなく、
* 自分の頭で考える力
* 丁寧に表現する力
* 探究心
* 人間性
を重視する学校として知られています。
学校からのメッセージにも、
「しっかりとした自分の考えを持っている受験生に入学してほしい」
とあるように、“主体性”が非常に重視されています。
⸻
算数|「答え」よりも“考え方”が重要
学習院中等科の算数で特徴的なのは、「途中式を重視する」という点です。
出題構成
* 大問6題
* 計算問題
* 特殊算
* 文章題4題
という構成です。
特に文章題では、
* 数の性質
* 図形
* 比
* 論理問題
などが頻出です。
最大の特徴は「途中式採点」
学習院では、
* 答えが違っても部分点あり
* 途中式がなければ満点不可
という採点方式です。
つまり、
「どう考えたか」
が重要なのです。
単なる暗記型の勉強では対応できません。
対策ポイント
① 線分図・面積図を書く習慣をつける
途中式とは、単なる計算式ではありません。
* 線分図
* 面積図
* 考え方の説明
まで含まれます。
“見える化”して説明する練習が必要です。
② なぜその式になるのか説明できるようにする
「公式暗記」ではなく、
* なぜ?
* どうして?
を言語化できるようにしましょう。
⸻
国語|読解力+思考力+要約力
出題内容
* 文学的文章
* 説明的文章
* 漢字の書き取り
の長文2題構成です。
特徴は、“一般向け文章”も出題されること。
新聞・雑誌・単行本などからも出題されるため、普段から活字に慣れていることが大切です。
記述問題が多い
学習院中等科では、
* 抜き出し問題
* 記述問題
* 選択問題
* 要約問題
など、多様な形式が出題されます。
特に近年は、
「文章を要約する力」
が重視されています。
対策ポイント
① 読んだ文章を要約する習慣
1日1つでも良いので、
* ニュース
* 説明文
* 物語
を読んで、
「結局何が言いたい文章だったのか」
をまとめる練習をしましょう。
② “自分の言葉”で説明する
学習院は「自分で考える子」を求めています。
模範解答の丸暗記ではなく、
“自分なりの表現”
が重要になります。
⸻
理科|「知識」だけでは解けない
理科は、
* 物理
* 化学
* 生物
* 地学
からバランスよく出題されます。
しかし、単なる暗記ではありません。
実験・観察を重視
学習院中等科では、
* 実験
* 観察
* 観測
が非常に重視されます。
そのため、
* グラフ
* 表
* データ分析
などが頻出です。
対策ポイント
① 実験の「意味」を理解する
例えば、
* なぜこの実験をするのか
* なぜこの結果になるのか
を考えることが大切です。
② 身近な自然現象に興味を持つ
学校側は、
「自然科学への関心」
を重視しています。
* 天気
* 地震
* 宇宙
* 環境問題
など、ニュースにも興味を持ちましょう。
⸻
社会|時事問題への意識が重要
社会では、
* 地理
* 歴史
* 公民
がバランスよく出題されます。
特徴は「資料問題」
学習院中等科では、
* 地図
* 統計
* グラフ
* 史料
を使った問題が多いです。
つまり、
“覚えた知識を使えるか”
が問われます。
時事問題にも注意
近年の社会問題について問われることもあります。
例えば、
* 国際問題
* 選挙
* 環境問題
* 災害
などです。
対策ポイント
① ニュースを見る習慣
小学生向けニュースでも十分です。
「今、日本や世界で何が起きているのか」
を知ることが大切です。
② 歴史は“流れ”で理解
年号暗記だけではなく、
* なぜ起きたのか
* その後どうなったのか
まで理解しましょう。
⸻
学習院中等科に向いている子とは?
学習院中等科が求めているのは、
* 自分で考えられる
* 丁寧に表現できる
* 好奇心がある
* 主体性がある
子どもです。
単なる「受験テクニック」だけでは通用しません。
だからこそ、
* 普段から考える習慣
* なぜ?を大切にする姿勢
* 自分の言葉で説明する力
が重要になります。
⸻
まとめ|“思考力”を育てる受験対策を
学習院中等科の入試は、
「知識量の勝負」
ではなく、
“考える力の勝負”
です。
そのため、
* 途中式を書く
* 要約する
* データを読み取る
* 自分で説明する
といった練習が非常に重要になります。
学習院中等科を目指す場合は、
「答えを覚える勉強」
から、
「考える勉強」
へ切り替えていきましょう。